２０１４ＭＲ３５９ 全日本大学サッカー選手権大会準決勝 びわこ成蹊Ｓ大－流通経済大（西が丘）

さて、続いては第２試合のレポートです。
総理大臣杯との２冠を狙う流通経済大と、関西対決を目論むびわこ成蹊スポーツ大の試合になりました。
早速、レポートです。


全日本大学サッカー選手権大会準決勝　びわこ成蹊スポーツ大学０－４流通経済大学（西が丘）
得点：渡邉新２　江坂２
主審：岡宏道(3)

試合は、序盤はびわこ成蹊スポーツ大に。
熊田がシュートを狙う展開も、ポストに嫌われます。
ここから流れは徐々に流通経済大に。
流通経済大はしっかりと守りながら江坂や渡邉新、山岸にボールを集めます。
そうすると、流通経済大は左からのクロスから最後は渡邉新が押し込み先制。
前半は、流通経済大が１点リードして折り返し。
後半になると、びわこ成蹊スポーツ大は早めに選手を入れ替えます。
しかし、流通経済大の流れは変わらず。
流通経済大はロングスローから渡邉新が押し込んで追加点。
さらには、江坂が立て続けにポンポンと決めて一気にダメ押し。
びわこ成蹊スポーツ大は曽根田や三輪を投入するも、最後までゴールは割れず。
結果、流通経済大が４－０でびわこ成蹊スポーツ大に勝利し、決勝進出を決めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームのびわこ成蹊スポーツ大。
うーん。今年はよく頑張ったと思います。
強い関西を勝ち抜いて２位でこの大会に。
大会でも国士舘大や福岡大相手に勝利して、初めてベスト４まで来ました。
チームとして新しい歴史が作れたんじゃないかと思います。
試合としては、やはり確固たるＦＷがいなかったのが大きかったですね。
流通経済大の守備に対してなかなかプレッシャーをかけられなかったですね。
後半に曽根田などが頑張ったことを、来年に是非つなげてほしいと思います。
来年はどんなシーズンになりますか。

一方、アウェイの流通経済大。
トーナメントに強い流通経済大。
そんな試合を見せたと思います。
びわこ成蹊スポーツ大の攻撃を全てはね返す展開に。
攻撃もいい時間に渡邉新が１つ決め、後半もよく押し込みましたね。
また、江坂は最初のミスを帳消しにする２ゴールに。
決勝に向けて勢いが付いたと思います。
カード対策の交代もうまくいきましたしね。
決勝は、関西学院大との試合になります。
総理大臣杯の準決勝では、豪雨の中での死闘を繰り広げた相手になりますね。
次も楽しみです。


トーナメントに強い流通経済大、今日も地力を発揮。
びわこ成蹊スポーツ大を一蹴して２冠に向けて視界が開けてきた。
そんな試合でした。