２０１２ＭＲ１８７ Ｊ２リーグ第３５節 町田－富山（町田市陸）

さて、続いては場所を移動してのレポートです。
町田市陸で、Ｊ２残留争いの注目の一戦を見に行きました。
早速、レポートです。


Ｊ２リーグ第３５節　ＦＣ町田ゼルビア３－２カターレ富山（町田市陸）
得点：加藤　オウンゴール（守田）　イガンジン　太田　西川
主審：小屋幸栄(2)

試合はいきなり動きます。
富山の加藤が右サイドからロングシュートを狙い、これがそのままゴールに吸い込まれ先制。
しかし町田は、ディミッチのシュートをＧＫが弾いたボールをＤＦがクリアしようとしたボールが何とＧＫ守田に当たりオウンゴールになり同点。
この後は、町田はしっかりパスを繋ぎ展開。
富山はカウンター狙いでサッカーを進めていきます。
そうすると、町田は前半終了間際にイガンジンのミドルが決まり勝ち越し。
前半は、町田がリードして折り返し。
後半になっても同じような流れになります。
そうすると、町田はＦＫから太田がドンピシャで合わせ追加点。
富山はも西川や木本などを入れて攻撃的にいきますが、町田が何とか守る展開に。
富山は試合終了間際に黒部が落としたところに西川が詰めてゴールも時既に遅し。
結果、町田が３－２で富山を下しました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの町田。
今日はとにかく負けないという気持ちを感じました。
前半いきなり先制されましたが、自分達のサッカーを崩しませんでした。
その姿勢がイガンジンの勝ち越しゴールであり、太田の追加点に繋がったと思いました。
まぁ、終了間際の失点は確かにいただけないですが、まぁ富山の気迫もあったので仕方ないかなと思います。
この勝利は、残留争いを考える上では大きいと思います。
次の試合につなげたいですね。

一方、アウェイの富山。
うーん。ここにきて町田に完全に飲まれてしまいました。
特にＧＫ守田です。
最初の失点はＤＦのクリアボールに当たってしまう不運なものでしたが、イガンジンのミドルはせめて弾いてほしいプレーだったと思います。
他にも不安定なプレーが目立っただけに、反省してほしいですね。
しかしながら、久しぶりにスタメンに入った加藤は、今日は必死にプレーしてました。
積極的によく上がり、ゴールも思い切って狙ったのが良かったですね。
飛ばしていた分途中交代にはなりましたが、良かったと思います。
しかし、町田との勝点差は１に詰められました。
ここからは今まで以上に厳しい試合になります。
うまく切り替えてほしいですね。


町田が残留諦めないという気持ちが入った勝利。
富山は町田をまともに受けてしまい、残留争いから抜け出せず。
そんな試合でした。