【久しぶりのブログ】 10/17(土)コンサートのご案内です! | Basspirit-Blog!

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クラリネット奏者、船木喜行の公式ブログ。
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ブログ更新が空いてしまいました。夏も終わりの気配が漂ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

こちらの活動は少しずつ再開しており、レッスン関連やリハーサルなどがボチボチと。舞台関係もようやく復帰予定が立ってきました!また改めて、ご案内させていただきます。

そんな中、つい先日は久しぶりに人前で演奏をする機会にも恵まれました。聴いていただける方々の前で演奏する喜び、改めて実感いたしました。

今回は、来月10/17(土)にバスクラリネット&クラリネットのコンサートを開催する運びとなりましたので、そのご案内です。

もともと(コロナ禍とは関係なく)今年の9-10月は劇場業務が予定されていなかった関係で、この日程でコンサートをする計画は昨年の今頃からありました。しかしコロナ禍の影響で当方の仕事事情に大打撃があった事、また刻々と変容する情勢下により開催延期や中止も検討する事態になっておりました。

4月からの業務停止期間中に、自己研鑽のための練習や勉強の傍ら、色々と考えました。自分の気持ちと世の趨勢のはざまで、今後の活動をどう設計するか。その結果、今回の開催決定に踏み切ったのが7月中頃の話でした。世の変容に対応すべく、「感染症対応トライアル公演」として今回のコンサートを位置づけ、ライブ公演と配信の同時開催というシステムを活用させていただく事にしました。

コンサートは2回公演となります。

第1部はバスクラリネットオンリーの「お好きな方にはたまらない企画」その名も「Basspirit Special!」。
バスクラリネットとピアノのための作品は、今でこそ多くなってきましたが、その中でも私が特にバスクラリネットの特性を発揮していると感じる2つの曲を選びました。比較的初期に属するシェック(スイス)と、かなり最近の作品であるラッセル(アメリカ)の、それぞれ性格が異なりながらも面白味のあるバスクラリネット作品をお楽しみいただければと思います。
あとは、クラリネット界の珠玉の名曲・ブラームスのソナタをバスクラで演奏するという取り組みにも、勇気を持ってチャレンジします(かなり悩みました)。ビオラやサックスあるいはファゴットで演奏されることもある作品になった昨今、バスクラリネットでやるならではの魅力や価値を感じられるような取り組みになるように、ちゃんと勉強し直して臨んでいます。ご期待いただけましたら励みになります。

第2部は、とにかく現在の自分が大事にしている事を集めました。「Crossover Clarinets!」なんてタイトルを(便宜上)付けてみましたが、好きなものを集めたら結果的に色々なジャンルの音楽を2種類のクラリネットで演奏する感じになってしまいました。
それぞれの曲にこめられた魂を感じつつ、自分なりに真剣に表現したいと思っています。聴いて楽しいと思ってもらえたらとても幸せですが、それは聴き手に委ねること。今回のコロナ禍で改めて思い知った「出来ることに愚直に取り組むことの大事さ」を体現すべく、がんばります。

そんなわけで、ライブについては未だ「客席を減らした状態」での開催となりますが(チラシ記載の通り。今回のコンサートの趣旨からすると無理からぬ事です)、web視聴で「離れた所から」、アーカイブ配信では「時と場所を選ばず」お楽しみいただけるというのは今回の最大のメリットかもしれません。船木の奮闘をお楽しみくださる方・応援してくださる方・いくばくかの参考にしてくださる方・あるいは冷やかしてくださる方(!)、どなた様も大歓迎です。ぜひぜひ、よろしくお願いいたします(願わくば、同じ空間で楽しんでいただける方々の前で演奏する機会をいただけましたら、格別の喜びです)。

本番は1ヶ月と少しあとの話ですが、ライブ・web視聴ともに、既にご予約を受け付けております。何卒よろしくお願い申し上げます。