運動と学習を通じて、心と体を育てよう
2018年8月に開所された放課後等デイサービス運動学習支援教室エポックさんに取材に行きました!
エポックさんは、その名の通り、運動を通して学習支援をしています。
入り口を入ると、とーっても広いお部屋が。療育スペースだけでも約90㎡あるそうです。
取材当日は、スタッフの方が準備をしてくださっていましたが、
これらの準備はもちろん通所されている生徒さんが行います。
ここでは、まず運動から開始!
これが実は大切なんだとか。
先に運動することによって、気持ちを落ち着かせることができ、学習も集中してできるんだそうです。
運動は粗大運動(体を大きく動かす運動)と微細運動をうまく組み合わせることで、体の動かし方や体の基本を作っていきます。
取材にいった私もやらせていただきましたが、これがなかなか難しい
大人はどうしても頭で考えようとするからかしら??
しかも意外に体力がいる(笑)
でも、通い出すとできるようになるようです!
これ一つできるようになっても、自分に自信が付きますよね
この運動によって、協調性や達成感が得られ、自己肯定感が増すそうです。
毎日頑張ってる!!そこからの成長が得られるわけですね。
もちろん苦手な子もいます。
そのような子はまず、苦手意識から入ってしまうそうです。
その子によって到達点は違っていても、その苦手意識から、一つの「できた!」で喜びに変わります。
一通りの運動が終わったら、また生徒さんたちの手で片付けをし、机をだし、学習に移ります。
学習では、音読や聞き取りは必ずするそうです。
もちろん学校の宿題もします。
先生方がその子に合った進め方で一緒にやり遂げます。
エポックさんの最終的な目標は、やはりコミュニケーション力を鍛えること。
例えばかるた遊び。
子どもたち同士でももちろんしますが、
先生とまずはやります。
そして手加減しません(笑)
それは負けることの大切さや自分だけのルールではないんだということを知るためです。
なるほど~。これは自分の子にも実践してみよう(笑)
そこから子どもたち同士でやったりします。
学習が終われば、また運動をして発散です!
跳び箱やトランポリン、なわとびやボール投げなど、より体を大きく動かします。
心も体もリフレッシュ❤️
これだけ動いたら、家に帰ってからのごはんも、と~っても美味しくいただけちゃいますね
エポックさんでは、学校の先生と連携をとり合っています。
また学校での教え方なども教えてもらい、子どもたちが戸惑わないようにしているそうです。
写真やイラストが部屋にはたくさんあり、生徒さんの視覚優位の特性も考慮されているようです。
エポックさんでは、最初に書いたとおり、運動療育に力をいれています。
毎月メインの種目をきめて、毎週内容を少し変えたりしています。
運動を得意になってほしいし、何より好きになって欲しいそうです。
そして「生きる力=コミュニケーション力」を身につけることを目的とし、そのたも運動や学習療育の時も、
他のお子さまと息を合わせたり、協力しあったりする場面を多く作っています。
エポックさんのスタッフさんは、第二のおかあちゃんで、お兄ちゃん!
スタッフの方も、自分の子どものように成長が見れるのが本当にうれしいんです❗と。
8月から開所なのに、すでに~ができるようになったよ!!と生徒さんが報告してくれ、喜びを感じます🎵とおっしゃってました。
スタッフの皆さん経験者で資格をもってらっしゃるとか。
温かく見守ってくれているのがとてもわかります。

市内には何か所か放課後等デイサービスがあります。
所々特性があり、子どもにあったところを選べるのもいいですよね!
よしよしねっとでも、またご紹介していきたいと思います🎵