とにかく検診をうけてください!
10月はピンクリボン月間ということで、
吉川市では10月27日(日)イオンタウン吉川美南店にて
吉川生まれ、吉川育ち、テレビでも吉川をアピールしてくださっている
北斗晶さんをお迎えしたトークショーが開かれました。
ご存知の通り、北斗晶さんは4年前に、乳がんにり患されました。
そういうこともあり、このトークショーは市民の方からの強い要望で実現したそうです
会場は人人人!二階までびっしり!
イオンタウンの駐車場ですが、満車で停めれません!
こんな状態はジャズナイトの日に見たぐらいです(笑)
まずは吉川市保健センターの保健師さんから乳がんと乳がん検診について
お話がありました。
乳がんはおっぱいの乳腺にできます。
乳腺は母乳ができる大切なところです。
乳がんの原因はエストロゲンという女性ホルモンが影響しているとされており、
その女性ホルモンが減少していく40歳後半に乳がんの発症は多いそうです。
約83000人が乳がんにかかっていて、そのうち約13000人が亡くなっています。
乳がんは女性のがんで一番多いのですが、
8割の方が早期治療をすれば治るとされています。
ただ0㎝~1㎝ガンが育つのに10年かかるところ、1㎝~2㎝は2年で大きくなってしまうそうです。
なので早期発見が大切なんですね。
吉川市では40歳以上、2年に一度(偶数年齢)乳がん検診がうけれます。
40歳になると無料のクーポンを配っています。
そう!無料で受けれるんです!
また検診だけではなく、自己触診を推奨しています。
生理後、おっぱいの張りがない時にするのがおすすめです。
お風呂に入った時など、
鏡を見て自分のおっぱいの形を見て、表面にひきつれやへこみがないか、
乳首の先から分泌液がでていないかをみます。
また指3本で触ってみてしこりがないかを確認します。
(保健センターには乳がんのしこりが体験できるものがありますよ!)
難しいことはなく、
自分の体を知って、日ごろと違うことがないかを確認してみることが
大事なんだそうです。
そしていよいよ北斗晶さんの登場です。
五十嵐議員と中原市長との対談方式でお話が進められました。
4年前、乳がん発見のきっかけは、
胸元に吹き出物ができるな・・・と思っていて、
またマッサージに行ってうつぶせになった時に何か違和感を感じたそうです。
(やはり自分の体の異変に気付くことが大事なんですね)
乳がんとわかった時は、ショックというより
「えーーーどうしよう」だったそうです。
しかも、「家庭に対してどうしよう~なんて考えなかったです!
そんな美談じゃなく、仕事どうしよう~だったんですよ!」
どっと会場が笑いにつつまれました
さすが北斗さん!包み隠さないところが素敵です(笑)
胸を取らなくてはいけないといわれた時は、セカンドオピニオンを求めました。
自分が納得すること、人の言葉にまどわされないことが必要なんです。
しかし一番はがんになったことより、がんにさせないことが大切!
今でも検診をうけ、ならないよううにしているそうです。
北斗さんが一番強調したのが、
検診の大切さ
早ければ早いほど終わりも早い。
どうしようかな~って思っているうちに、さらに痛い思いをするようになる。
自分自身の体は自分自身で守ってほしいといいます。
またもしがんになったら
楽しみ
を見つけてほしいとのこと。
治療中励みになったのは、周りの人たちが「普通」だったこと。
二人のお子さんも、治療中家に帰ったら
「おなかすいた~今日のごはん何???」とさすが男の子二人(笑)
また社員の方々は、北斗さんが「しんどい」と言ったら「気にせいです(笑)」と
かえされたとか
寝てて~寝てて~じゃなく、普通に接してくれたことがよかったそうです。
なので、もしお友だちでがんになられた方がいても、
壁を作るのではなく、普通に連絡をとってあげてほしいとおっしゃってました。
確かにどう接していいのか悩んでしましますが、
普通に接するのがいいんですね!
北斗さんが、がんの話をするにあたって大切にしていることは、
「自分が元気なこと」
治療法などは決して話さないそうです。
それは、人によって顔が違うように、がんも違う。
その人によって合う治療法はみんな違うから。
そして苦しかったことは言わないそうです。
それはこれからがんを治療する人が不安になるから。
だからとにかく「自分は元気!」なことを話すそうです。
妊婦さんに出産は痛いよ~と言ったら、びびっちゃうでしょと(笑)
確かに~
参加者の方からの質問タイムもありました。
今でも痛いところはありますか?
がんになってから価値観が変わったことはありますか?
と、がんに関することから、
吉川市をアピールしてください!など。
一番会場がわいたのは
「今度市長選に立候補してください!」
「おいおいおい!」と中原市長(笑)
また夫婦円満の秘訣は?と聞かれ、
「家庭円満は、男次第!」と言い切った時は会場から大きな拍手が(笑)(笑)
最後にとにかく検診をうけて自分を守ってください。
苦しんでほしくない。
そしてがんになったとしても、深く考えない、重く考えない。
笑ってください、美味しいものをたべてください、とおっしゃってました。
このように話すことで乳がんに対して理解を深めるきっかけになればと
思います。
そう締めくくられました。
本当に1時間がとても短く、乳がんの話なのに
笑いの絶えない、参加した皆さんが笑顔になるトークショーでした
どうしても子どもがいると、何か自分に違和感や異変があっても、
子どもがいるし病院にいけないしな・・・・ってママは思いがち。
でも、まだ病院はいいかな?と思っているうちに
もっと大変なことになってしまうんだなとお話を聞いて思いました。
やっぱり子どもがいるからこそ、悲しい思いはしたくないし、
子どもにも悲しい思いはさせたくない。
そのためにも検診や自己触診をして
自分の体を守らなければいけないと強く思いました。
今や2人に1人、女性は3人に1人ががんになる時代です。
がんなんて年をとってからだから大丈夫~と思っている
若いママさん!
確かに割合は40歳後半からが多いですが。
決して20代、30代でならないってことはないんです!
子育て中のママさん!
検診を受けましょう!
自己触診しましょう!
乳がんは早期発見!早期治療!が大切です
そして今回このピンクリボンキャンペーンを開催した
「吉川ピンクリボンの会」をご紹介します
4年前、吉川市議会の8名の女性議員が党を越え、また吉川市の女性管理職員が集まり、
乳がんの早期発見、早期治療をすすめる活動をされています。
全国の自治会でも、市議と市役所の職員で構成されている会は珍しいそうです。
まさにオール吉川!
吉川市が一致団結して「大切な命」を守ってくださっているんですね!