防災と自治会~自治会の取り組みを取材してきました!~ | ENJOY!よしかわで子育て!楽しもう♪BYよしよしねっと

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親子で過ごせる時間は、一生のうちのわずかです。楽しまなきゃもったいない!パパやママが子どもと毎日を楽しめる、そんなヒントになればと思います♪

 

9月1日は防災の日ですね。

 

子どもがいる家庭では、自分ひとりだけじゃなく子どもも守らないといけません。

いざ「何かあった時どうしよう・・」

「パパが仕事にいっている間だったら?」

(実際に東日本大震災は昼間に起きました。)

そんな不安をもっているママはきっと多いですよね。

 

今回は防災と自治会ということで、美南1区での自治会の取り組みについて、

美南1区自治会会長の石井亮英さんにお話をお伺いしてきました。

 

美南1区では「顔が見えるコミュニティー作り」を目指しているそうです。

最近はとても希薄になってきたご近所付き合いですが、この「顔が見える」付き合いが、防災、防犯につながるからです。

美南地区は新しい町です。

実際に近所にどんな人が住んでいるのか知らない人が多いこのご時世。

だからこそこのような活動が必要だと考えられています。

その取り組みの一つに、今年から始まった自治会主催の「夏祭り」です。

美南1区の中心にある美南一丁目公園で、8月「夏祭り」が開催されました。

子育て世代も多いこの地域では、とても多くの方が参加されたそうです。

食べ物がでたり、金魚すくいやヨーヨー釣り、ビンゴ大会。自治会員さんは無料で参加できます。

この「夏祭り」を通して、今まで顔を合わせたことなかった人たちが、この場で顔合わせ一緒に楽しみます。

そうすることでこの街には、どんな人が住んでいるのか知る事ができます。

「あ、あの人夏祭りで会った人だ」、そんなきっかけで挨拶ができるようになるかもしれないですよね。

そう、こういう活動が防災や防犯につながっていくんです。

ただの「夏祭り」ではなく、そんな役割もあったんですね。

 

そしてこのお祭りの開かれた美南一丁目公園には、美南一区の防災倉庫があります。

この中には、主に工具やテント、炊き出し用品や簡易トイレを中心に置いています。

食べ物がないのは、「最低でも3日分」の食糧は各家庭での保管を推奨しているからです。

工具は家具の転倒などによる被害の救助用で、あとは2階から脱出できるようなはしごなどを用意しています。

そして、この公園には全国でも珍しい自治会が作った井戸があります。

これは自治会が自治会と地域の企業の協賛をもらい作ったそうです。

 

 

災害の時の「水」って本当に大切なんです。

これは飲料用ではありませんが、生活用水として利用できます。


また公園内トイレにはAEDが設置されているんです。

 

 

街の中心にある公園にAEDが備えられているんですね。

このAEDですが、ただあるだけではないんです。

この美南1区では、美南1区に住んでいる人全員がこのAEDを使用できるように、

自治会で2か月に一回講習会を開いているそうです。

その講習会では、AEDだけじゃなく、家であるもので応急手当や応急処置ができる勉強しているそうです。

これは、自治会員だけじゃなく、自治会に入っていない人にも声掛けをしているそうです。

皆がAEDを使用できたり、応急手当・処置ができる、そんな「災害に強い街づくり」を目指しています。

また、地域の医療従事者や電器関連の技術者、大工さんなどを、自治会でも把握して

自治会内の協力体制を作っていきたいと考えられているそうです。

 

また自治会の防災班では、実際に避難場所まで歩いてみて、危険な場所があるかなどの

情報を収集しています。

美南1区から近い避難場所は児童館ワンダーランドや、美南小学校、中曽根小学校。

しかし近いといってもかなり遠い。

そんな中、美南1区の中心にある美南一丁目公園も避難場所となれるように用意もされているわけです。

また、家でも避難した時にこの公園が中心となって避難活動ができるようになっているそうです。

 

何か災害などの有事が起きた時、もちろん行政は動きます。

でも行政の力だけでは守られない。守り切れないのです。

まずは自分たちの家庭でなんとかする(自助)、これが第一ですが、

それでも足りない時は、周りの力を借りなくてはなりません。(共助)

 

実際に阪神淡路大震災の時でも、消防、救急の数が足りず、失われた命は多いといいます。

そして一番助けられたのが、近所の力です。

「あそこには●●さんが住んでいる!」「「あそこには小さい子どもが住んでいる!」

災害が起きた直後もそう、災害復旧に何か月もかかった、その期間も近所の人たちと

手を取り助け合ったといいます。

近所だからわかることも多いのです。

「近助」

美南1区のように、住んでいる人同士で応急処置ができたり、AEDが使えたら

きっと助かる命も増えると思います。

だからこそ、自治会は「近助」「共助」を促す活動もしているわけですね。

自治会はそんな役割もあるのです。

 

そして若い人が多い吉川市。だからこそ20年後、30年後、子どもが大きくなった時のために

自治会も時代にあった仕組み作りをしています。

 

今回は美南1区自治会のお話を伺いましたが、吉川市内の自治会でも

様々な防災・減災に対する活動はされています。

防災訓練や、防災倉庫の確保、水害訓練や炊き出し訓練、また有事の際の声掛け運動など。

これを機に自分が住んでいる自治会の防災・減災活動はどうなのかな?

自分たちにできることはないかな?など考えてみるのもいいかもしれませんね。

まずは自分の身は自分で守る。

でも「地域」にも守られている。周りに知っている人がいる安心。

そして次に少しでもいいので「地域を守る」そんな意識ももってみませんか?

 

いつ起こってもおかしくない災害。

8月30日~9月5日は防災週間です。

防災・減災について是非子どもたちと一緒に家族で話てみてくださいね!

 

吉川市役所に設置されてる防災展示(8月30日~9月5日まで)