【手術から一年】 松田肇〜プラスの連鎖 <第8話> | Yoshito Tanaka Official Blog

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<第8話>
 
力づくで、身体に動作を覚えさせるのでは
ジストニアになった経験が無駄になると思い、
自分にとって適切なアドバイスを
してくれる人を必要としていた。
 
あの人しか居なかった...
 
丁度その頃カッティングの教則DVDを発売した
松田肇さん、その人である

https://youtu.be/w0356ZqaE_c

 

その教則DVDでも惜しげも無く

ノウハウを披露しているので

是非とも観て頂きたい!

 
客観的にどこに力が入っていて
どの様に身体を使ってギター及び
リズムギターを弾いたらいいのか
全然感覚が分からなくなっていた僕は
時間が許す限り、松さんの元を訪ね指導してもらい
そのうちに身体も色々と思い出してくれて....
しかも、お邪魔する度に松さんの
スペシャルカレーをご馳走になり
ギター習いに行ってるのか、カレー
頂きに行ってるのか本格的に分からなくなるw

そうそう その辺りで
SAXの勝田さんやBASSの坂本竜太さん
から飲みに誘って頂き、勝田さんからは
「義人apollo jamで待ってるから
いつでも戻ってきなさい」と温かい言葉を
頂いたり、

DRUMの田中栄二君は
「TOO HIGH やるよ!」
と誘って貰ったり....
 
そうこうしているうちに
少しずつ精神的にも肉体的にも
快復してきた感覚を実感できて…
 
1つの成功体験が次のキッカケを生み
それが、また次のキッカケを呼びと
2017・8 の終わり頃からとても
快復してきたと自負している。
 
ある時モンドグロッソのライブがあり
大沢さんに誘って頂き、
そこで僕のワガママでどうしてもゲンタさんに
パーカッションをやってもらいたかったから
指名をさせて頂いた。
 
あのリハーサルは一生忘れない。
 
あまりに気持ちよくてゲンタさんに
有り余る気持ちをメールでぶつけた。
 
ゲンタさんは
「セッションじゃなく、俺たちは
20年、あーでもないこーでもないと
切磋琢磨してきた 仲間だからよ」と
 
大至急泣いた........※1

人目もはばからず
南武線車内で号泣した
 
それと同時に、また音楽が出来る様に
なった喜びを感じて、自分に満足した
本当に幸せだった
 
俺はまた再び音楽を演奏する
チャンスを頂いた

{※1数名の方から
この大至急泣いた
という表現が日本語として
適切ではないのではないか?
とご指摘頂きましたが
これ以上の言葉が見つからないので...
悪しからず}
 
 
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(photo by 松さんのスペシャルカレー 松さんと俺)