戦国漫遊記でございます。



あかいらか長谷川が訪れた、


城や古戦場、博物館などをご紹介します。



先日、千葉県の房総半島の城や史跡を、


廻れるだけ廻ってまいりました。



超弾丸ツアー、


言い換えれば、


房総で暴走ツアーと言っても良いでしょう。



ははははははははは。



さて!


今回、まずご紹介するのは、「久留里城(くるりじょう)」!


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千葉県君津市にあるお城です。



代表的な城主は、


千葉県で一番メジャーな戦国武将と言っても良い、里見(さとみ)さんです。



「南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」という、


江戸時代の有名な小説のモデルとなった里見さんです。



その中でも、里見義堯(よしたか)さんなんかは、


武田信玄や上杉謙信なんかにも全然引けをとらない名将だったんですよ。



さてこの城は、


標高145メートルの小高い山に築かれていて、


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「ご自由にお使いください」と案内のある木の杖を使って、


麓から登ることができます。


あかいらか長谷川のブログ『我が名をあげよ、雲の上まで。』


最近、今川義元(小太り)化してきた自分の中には、


「そんなものには頼らない!」というたくましい意見は一切出ず、


しっかり杖を使わせていただきました。



そして杖を使って、


見事な堀切跡を片目に、


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どっこいしょどっこいしょ、と登って行くのですが、


杖などに何にも頼らない、おばあちゃんが隣を抜いていきました。



あれはきっと、山の神です。



柏原くんの祖母だと思われます。



まあ、それは良いとしまして、


久留里城はとにかく、登るのに体力のいる山の上にあります。



その分、山頂からの景色は素晴らしいものです。


あかいらか長谷川のブログ『我が名をあげよ、雲の上まで。』-rps20130830_043341.jpg


そして、この景色の中にある平野に、


城下町が築かれていたそうです。



この城下町を散歩してみるとわかるのですが、


湧き水の多さが尋常じゃないです。



タンクのようなものが、一般家庭の家の前にあって、


それがどうやら湧き水のタンクのようです。


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(左下にタンク)


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(右下にタンク)



※バスに乗っていた時に撮ったので、アングルに関しての苦情は受け付けておりません。



この他にも、


城下町に小櫃川(おびつがわ)が流れていたり、


築城の際に3日に1回、雨が降ったため、「雨城(うじょう)」というあだ名が付けられたり、


城の中に、2つの並んだ井戸「男井戸(おいど)・女井戸(めいど)」というのがあったり、


何かと”水”に関係付けられるお城です。



そして、水がキレイ!



そのおかげでしょうか、


久留里のお酒は本当に美味しいんです。



まあ、お酒好き振ってますが、全然飲めないんです。



とは言え、そんな僕でも美味しいと感じるくらいのオススメのお酒です。



ちなみに、先ほど触れた、


城の中にある「男井戸・女井戸」は、


江戸時代の久留里藩士たちが結婚する際、


このそれぞれの井戸の水を飲んで、


夫婦の誓いを交わしたことから名づけられたそうです。



ロマンチックー。


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大切な人と行った時は、誓いを交わしてみてください。



あ、いや、現在はだいぶ緑色の井戸になって、


カワイイ鯉が大量に放たれているので、


五臓六腑に自信のあるカップルだけ、誓いを交わしてみてください。


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後は自己責任でお願いします。





またね。