吉田たけしブログ -8ページ目

埼玉研有会研修会

今日は、埼玉研有会が提携している、生活クラブ提携都市産地の会「(みのり)」の5年ぶりの秋の研修会が実施され、埼玉県小川町下里の「霜里農場」へ、「霜里農場」は1971年から有機農業を始めた故金子美登さんの農場です。故金子美登さんは昨年9月24日永眠されましたが、日本の有機農業の第一人者として海外にも知られ、小川町下里集落は有機の里として全国に知られています。

また、故金子美登さんは小川町町議を5期務められました。 

 

農林水産省は、学校給食に地元産の有機野菜を使う「有機給食」あるいは「オーガニック給食」を推進しています。有機農産物を給食に取り入れることで、地元の生産者を支援し、地域内流通を促進することが期待されています。有機農業に関心を持つ自治体や生協、流通団体、市民団体など幅広い分野から多くの団体・個人が参加している全国オーガニック給食協議会が設立されており、現在では全国の32の市町村、24のJAと農業関係団体、14の生協と流通団体、21の市民団体、195人の個人が参加しています

 

みのりある研修会でした。

 

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令和5年和光市議会9月定例会一般質問(その2)

元職員の不祥事

 

地域密着型サービス拠点整備補助金について

 

質問:6月定例会の一般質問で指摘したとおり、この補助金は、交付要綱を制定していなかったこと、交付申請書が提出されていないのに交付決定をしたこと、既に完成した事業に交付したことなど、行政手続きがまったく杜撰でありました。

その後、後から、交付要綱を制定したり、事業者に交付申請書を提出させたりしたようで、行政手続きの有効性にはどうであったのか、補助金交付手続きはどうであったのか、未だに納得いくものではありません。また、前回の答弁で既に完成している施設には、本来は補助対象とならない完成済みの施設に補助金を交付したものであり、通常の事務執行においては補助金を交付できないものと認識しております。とありました。この補助金は誤りではなかったのか改めて伺います。

 

答弁:当該案件は、元職員の虚偽の説明・指導によって、本来は補助対象とならない完成済みの施設に補助金を交付したものであり、通常の事務執行においては、補助金を交付できないものと認識しております。また、交付要綱不在による交付手続きについては、当時、当該案件に係る交付手続きは国の要綱の準用や「和光市補助金等の交付に関する規則」により交付手続きを行ったものと認識しております。

なお、交付申請書の提出については、「和光市補助金等の交付に関する規則」第3条(補助金等の交付の申請)の規定に基づくものと認識しており、交付決定後に事業者から提出されておりますので、交付申請書の提出がなく交付手続きを行ったことにつきましては、改善すべき事務処理であったと考えますが、後日提出された交付申請書により、法的な有効性に影響はないものと認識しております。

事業者に返還を求めることにつきましては、裁判の結果を踏まえ、適切に対応してまいります。

 

質問:この補助金交付決定には、松本前市長が決裁しています。交付決定の決裁は重大であり、前市長の責任は、いかなる理由があるにせよ、決して免れることはできないと考えています。

市長は、6月定例会での答弁では、「裁判が終わり、市の過失が認定された場合には、真摯に受け止め、きちんと対応する」また、「執行権者である前市長の責任はあるものと考えております」との答弁を頂きました。

前市長の決裁責任について、きちんと検討することを強く求めますが、現在の裁判の進捗状況と市の対応についてのお考えを改めて伺います。

 

答弁:当該裁判の進捗状況としましては、これまで相手方との書面のやり取りによる主張を繰り返したのち、9月初めに証人尋問を行いました。

今後、被告への尋問、口頭弁論を以って審理終了の宣言の後に、判決が示されるものと認識しております。

市としましては、判決内容に基づき適切に対応してまいります。

 

○コメント

この補助金について、市は、国に交付金の返還をするにあたり、補助事業者に返還を未だに求めず、市の一般財源、すなわち市民負担により返還しました。これは、誰もがおかしいと思っていることです。百条委員会の最終報告書にも指摘されています。このことについて、6月定例会で保健福祉部長は、「市が独自に調査をした場合、裁判に影響を与える可能性があるので判決後に検討する」との答弁がありました。市も調査し、返還を検討する必要性を認めていると理解を致しました。『リーシェガーデン和光』の建設費に不適切な補助金が交付され、理由もなく、そのまま市民負担になっていることは、『正しい市政』の見地から、決して許されるものではないと考えます。市は、責任をもって補助事業者に対して必要な調査を行い、補助金の返還請求を検討していただきますようお願いいたします。今回の質問で事業者に対して厳しい処分等を求めているわけではありません。今回の補助金が杜撰な申請手続で行われているので、この不適切な事例がそのままだと、それが当たり前になることを危惧していますので、適切な対応をお願いいたします。

令和5年和光市議会9月定例会(報告)

和光市議会本会議場に国旗及び市旗を掲揚することを求めることに関する陳情が提出されました。

議会運営委員会で審議され、賛成多数で採択されました。

日の丸は国旗であると法律で定められており、議場には国旗を掲げることが必要だと思います。また、市旗についても、私たちは市民の負託を受けて議場で論議をしています。日の丸と市旗を掲揚することは必要です。行政視察などで他市に伺ったときに議場を観させていただく機会がありますが、ほとんどの議場に国旗と市旗が掲揚されています。和光市も陳情で採択されたので、早期の掲揚を心待ちにしています。