こんにちは!
今日はラグビーのこと。
なぜかふと思い出した、とても印象に残ってる出来事について。
サテライトリーグの試合中の出来事。
まずサテライトリーグとは、トップリーグチーム間で主に2軍同士で行われる試合のことね。
怪我明けの選手や、若手選手が主に出場して、トップチームにあがるためにアピールする場所。
位置付けとしては一応公式戦なのかな。
サテライトリーグのある試合、後半残り数分、2点ビハインドの状態で、ゴール前でペナルティーをもらった。
監督の指示は、当然ペナルティーゴールの選択。
比較的簡単な位置で、ゴールが入れば逆転という場面。
勝利に限りなく近づくのは言うまでもない。
ところが、その試合のゲームキャプテンはスクラムを選択して、チームでトライを取りに行く選択をした。
結果、スクラムから攻撃するも、ミスでボールを奪われ、得点をあげることはできなかった。
2点差で敗戦。
監督は怒った。
いつも怒ってるけど笑。
指示に従わずに、目の前にある勝利をみすみす逃したことを厳しく責めた。
当然だよね、公式戦だもん。
監督にとっては勝つことが仕事だから。
でもそのゲームキャプテンにとっては違った。
サテライトゲームに勝つことより、トップチームでプレーすることが最優先。
ワンプレーでも多くアピールの機会が欲しい。
その為にチーム全員で攻めるオプションを選んだ。
選手の立場の俺には、これも痛いほどよくわかる。
正解不正解の次元じゃなくて、チームへの熱い想いが、違う立場の二人の間で交錯した出来事だった。
ゲームキャプテンの彼は、のちにトップチームで試合に出場した。
監督も彼に大きな信頼を置いて、勝利という目標に向かって一緒に戦った。
そういう想いや信念は、報われるんだなって胸が熱くなった。
忘れられない出来事のひとつ。
チームっていいな。
さて、街はクリスマス目前!
シドニーにも、いたるところにクリスマスツリーとサンタクロースがいるよ。
海に浮かぶサンタクロースの群れ笑。
レゴでできてるクリスマスツリーとサンタクロース!
タンクトップ、短パンに、サーフボード。
なんともシドニーらしいね。
人生初のサマークリスマスに少し違和感はあるけど、カラッと暑くて過ごしやすいよ。
皆さんも、良いクリスマスを。
またね。
Yoshio