伊東温泉 子持ち湯(湯川第一浴場)〈伊東駅前、なのに怪しさ満点の地下浴場!〉@静岡県伊東市湯川 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。

 
2019年のお話です。
 
はい、それでは今日もまた
2019年3月26日(火)~3月28日(木)
2泊3日「伊豆 湯ヶ島・伊東・熱海」
温泉旅行シリーズ、
2日目2019年3月27日(水)の
続きを進めていきます。
 
伊東の予約必須の超人気店
『うなぎのまとい』で
たらふくおいしいうなぎを食べた後は、
オカンをホテルまで送り届け
僕は独りで今度は徒歩による
伊東温泉の共同浴場めぐりを再開。
 
ほろ酔いのいい気分で
とことこ歩いてやって来ましたのは……
 
 
 

「伊東」駅前の通りにある
こちらの浴場。
 
手前のオレンジ色のテント
『伊東温泉 子持ち湯(湯川第一浴場)』
です。
 
子持ち湯については
『汐留の湯(湯川第三浴場)』の記事で
少し紹介しましたよね。
 
子持ち湯もまた汐留の湯と同様に
「伊東温泉 七福神の湯めぐり」には
エントリーしていないようで、
浴場周辺に七福神の石像などは
なかったです。

 

写メ左側の青く光っているところが
駅前ロータリー。
ほんとに駅前立地なんです。
 
隣のピンク色に妖しく光る看板は
パチンコ屋。
 
んー、なんちゅうか、
何となく猥雑なロケーションでして、
ここが共同浴場だと知らなかったら
まず近寄らないと思います(笑)。
 
 
 
エントランス。
 
とてもじゃないが、
共同浴場に見えん!(爆)
 
ここをたまたま見つけて
ふらっと立ち寄り入浴してみる、
そんな勇気の持ち主は
はたしているのでしょうか?(笑)
 
 
 
赤文字の「大衆浴場」、そして、
「旅の疲れに御入浴下さい」
と看板に書かれているのが、
かえって怪しさを増しています(笑)。
 
ここ、ほんとに共同浴場なの?
 
まさか、ヘタレが大好きな
特殊浴場なんかじゃないよね?(大爆)
 
 
 
営業時間・休業日・入浴料を
ご確認ください。
(2019年3月現在)
 
てか、
この子持ち湯には家族風呂もあって、
入浴料がたったの350円と
めちゃめちゃ安い!
 
普通の浴場と
100円しか変わらないので、
家族風呂に入るかどうか
実際、かなり迷ったんですよ。
 
ですが、やはり最初は普通の浴場を
情報として記事に残しておきたいので、
今回は普通の浴場に入ることに。
 
 
 
浴場は地下にあって
この階段を降りていくんですよ。
 
いよいよ怪しい!!!(爆)
お化けとか出てきそうで怖いし!(大爆)
 
いや、お化けは出ないにしても、
怖い人たちがわらわらと出てきて
不当に高額な料金を請求される
ぼったくり浴場じゃないだろうな?(笑)
 
 
 
番台の人も怖い人じゃなくて
普通の人でした(笑)。
 
狭い廊下の向かい側には……
 
 
 
家族風呂のドアが並んでいて、
中から楽しげな声が聞こえてきました。
 
よし、次に来た時には
絶対に家族風呂に入るぞ!
 
 
 
脱衣場内に先客1、
浴室内に先客2という状況でしたので、
例によって満足な写メは
撮ることができませんでした。
 
悪しからずご了承ください。
 
脱衣場には
レトロ感たっぷりの木製ロッカー。
 
簡単な鍵が付いています。
 
 
 
脱衣場の洗面も
ブルーのタイル貼りで
かわいいんですよ!
 
 
 
 
 
 
源泉名:混合泉(岡221号、湯川1号)
泉質:単純温泉
    (低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温:42.3℃
pH値:8.4
 
岡221号と湯川1号の混合泉は、
汐留の湯と全く同じですね。
 
岡221号の泉温が55.6℃、
湯川1号の泉温が27.5℃、
その2源泉のブレンドということは……
 
 
 
基本的には岡221号と湯川1号との
ブレンド比率を調節して適温にし、
加水・加温・循環・消毒など一切なしの
100%源泉かけ流しを
実現されているようですね。
 
まあ、お客さんの中には
水を入れちゃう人もいるでしょうから、
それをいさめる貼紙なわけです。
 
 
 

これまで入ってきた
伊東の共同浴場に比べると、
浴室はかなりコンパクトサイズ。
 
浴室に入ったとたん、
石膏臭というやつでしょうか、
焦げたような臭いを
はっきりと感じることができました。
 
浴室が小さい分、
臭いもこもっているのだと思います。
 
 
 
浴室のフロア・腰壁、
浴槽の縁や浴槽内ともに
タイル貼り。
 
全体的に
ピンクを基調としたカラーリングで、
特に洗い場前の腰壁は
デザインアクセント貼りになっており、
男湯なのにかわいい(笑)。
 
浴室全体がピンク基調の中で
浴槽内だけは鮮やかな
ブルーのタイルが用いられていて、
ひと際目を引きつけます。
 
 
 
おそらくは加水用のホースだと
思われるんですが、
少なくとも僕の入浴時は
使われていませんでした。
 
 
 
 
浴槽の中にパイプが突っ込まれ、
空気に触れない状態のままで
源泉が投入されていました。
 
 
 
オーバーフローも洪水のように
ザブザブとあふれ出しています。
 
 
 
カランが並んでいます。
シャワーはありません。
 
 
 
カランからも源泉が出ます。
飲んでみると、うっすら塩味。
 
 
 
浴槽は3~4人入れば
もういっぱいになるミニマムサイズ。
 
俺、こういうの、
好きなんだよね~。
 
 
 
お湯の色は
ほとんど無色透明です。
 
透き通って美しい。
 
 
 
浴槽内温度は44℃。
熱め適温ですね。
 
 
 
浴感はこれまでの
伊東のどの共同浴場よりも
ツルスベ感がはっきりしています。
 
あと、わずかにですが、
キシキシ感もあるんですよ。
 
ここ、子持ち湯は
伊東の他の共同浴場に比べて
お湯の新鮮感が違う感じ。
 
お湯のトーンを
明確に感じることができたのは、
浴槽がミニマムなおかげで
お湯が常に入れ換わって
新鮮だからなんだと思われます。
 
 
 
汐留の湯の脱衣場に
この子持ち湯について
「よく温まり体力充実、精気横溢して
子宝に恵まれるところから
子持ち湯という名前が付いた」
という旨の掲示がありましたが、
44℃という熱めのお湯ともあいまって
ほんとよくあたたまるお湯ですねー。
 
俺の顔も満足そう(笑)。
 
さっき、うなぎを3匹半も
食ったばかりですから
精気は横溢しまくりです!(爆)
 
冗談はさておき、
怪しすぎるエントランス、
怖すぎる地下への階段の先には
至極まっとうな
新鮮湯があったのです!
 
子持ち湯、ここは
伊東の共同浴場の中でも
僕のいちばんの
お気に入りになりました。
 
こりゃあ次に伊東に来た時に
家族風呂に入るのが楽しみです!