蔦温泉 蔦温泉旅館 久安の湯〈平安から続く足元湧出の秘湯〉@青森県十和田市奥瀬蔦野湯 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。


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さてさて。
 
ずいぶん間が開いてしまいましたが、
それでは今日からまた
1年以上周回遅れで
お届けしております(笑)、
2017年5月16日~18日
2泊3日「青森・東北温泉巡り旅」、
続きを再開していきます。
 
前回温泉記事の
『古遠部温泉』を後にして……
 
 
 

車は再び1日目の朝に訪れた
八甲田山の外周道路へ。
 
どうしてこのような
無駄な動きをしたのかは
後ほど説明します。
 
にしても、
雪の壁に囲まれた道路に
雪がほとんど降らない
大阪の子は大興奮!(笑)
 
 
 
だってもう5月の中旬だよ、
やっぱり八甲田山はすごいなー。
 
などと、
ドライブを楽しみながらやって来ました
2日目5月17日の4湯目は……
 
 
 
奥入瀬にほど近い南八甲田の中腹、
ブナやナラの自然林に囲まれた
『蔦温泉旅館』です。
 
まだ桜が咲いていますね。
 
旅館の佇まいも
どっしりとして風格があります。
 
 
 
玄関もまた風雅ですねー、
「唐破風」というそうなんですが、
歴史を感じさせてくれます。
 
それもそのはず、
この『蔦温泉旅館』が建てられたのは
1909年とのことで、
100年以上もの歴史があるんです。
 
温泉の歴史はもっと古い。
 
1147年(久安3年)にはすでに
湯治小屋があったとか。
 
まさに平安の昔から
こんこんと湧き出し続けている
「千年の秘湯」というわけなんです。
 
 
 
立ち寄り入浴料は800円。
(2017年5月現在)
 
営業時間は
「10:00~16:00」と
なっていますが……
 
 
 
蔦温泉旅館には
立ち寄り入浴できる浴場が
「久安の湯」と「泉響の湯」の
2カ所ありまして。
 
平安時代・久安3年に開湯された
「千年の秘湯」につかることができる
その名の通り「久安の湯」は
男女入替制になっていまして、
男性は13時~16時なんですよ。
 
つまり僕は1日目の朝に
近くまで来たにもかかわらず、
2日目に再び
時間を合わせてやって来た
というわけなんですね。
 
大阪から青森は遠いですからねー、
たとえ無駄な動きをしたとしても
「久安の湯」にはどうしても
入っておきたかったんです!
 
てなわけで、
少し早めに到着し
車の中でしばし待機した後、
13時になった瞬間
オープンダッシュです!(笑)
 
 
 
さあ、久安の湯が
男性専用になりましたよ、
浴場へ急げ、急げ~。
 
 
 
浴場は半地下にありまして……
 
 
 
バッチリ「男湯」の
のれんがかかっています。
 
 
 
やったー!
いちばん乗り、
誰もおら~ん!!!
 
脱衣場には
棚とカゴがあるだけです。
 
 
 

源泉名:蔦温泉旧湯
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
    (低張性中性高温泉)
泉温:47.3℃
 
ちょっと調べましたところ
pH値は7前後のようです。
 
 
 

どや???
これが久安の湯です!
 
天井・床・壁の全てがブナ造りで
素晴らしく趣がありますね!
 
 
 
この千年の秘湯・名湯を
僕はひとり占めできるんですよ!
 
てか、
上の写メからすでに
この浴場がもつ
説明不要のただならぬ気配が
伝わってくるでしょう?
 
 
 
千年の昔から
絶えず湧き続けているという
源泉の上に
浴槽がつくられています。
 
浴槽の底もブナ材。
 
 
 

そして浴槽の底の
不揃いなブナ材の隙間から
源泉が気泡をともなって
ぷくぷくと湧き出してきます。
 
そう!
ここは浴槽の底から
直接源泉が湧き出してくる
「足元湧出」なんですよ!
 
空気に一切触れることなく
浴槽内に投入される源泉は
新鮮この上ない極上湯!
 
お湯の色は無色透明、
ほとんど無味無臭でした。
 
 
 
オーバーフローもすさまじい!
 
あふれたお湯が洪水のように
とめどなく床を流れていきます。
 
このことからも
湧き出る源泉の量が
かなり豊富であることが
わかりますよね。
 
 
 
泉温が47℃と少し高めなので
ごく少量の水が加水されています。
 
この水は蔦の森の湧水なんだとか。
 
にしても、ほんとうに
ちょろちょろの絶妙な加水量で
これが浴槽内温度を適温に保つ
ギリギリの量なんでしょうね。
 
 
 
かけ湯槽も風情がありますねー。
 
 
 
かけ湯槽の傍らには
ボディソープが置いてありました。
 
これでちゃんと
汚い部分を洗ってから浴槽に入れ、
ということなんでしょう。
 
 
 
天井も高く
ぶっといブナ材の梁が
迫力あります。
 
 
 
あと、水風呂もあります。
入っていませんが(苦笑)。
 
 
 
桂月揮毫という人の和歌。
 
世の人の
命をからむ蔦の山
湯のわく処
水清きところ
 
でしょうかね。
 
 
 
浴槽内温度は44℃以上と
ちょっと熱め。
 
 
 
まろやか、
とでも言うのでしょうか、
しっとりとやわらかい浴感。
 
特別な個性はありませんが、
思わず「いいお湯だなあ」と
口から出てしまう、そんなお湯。
 
まあね、浴感云々以前に
「これが千年間湧き続けてるお湯かー」
と思うと感慨もひとしおです。
 
 
 
お尻に当たるブナ材が
お湯と肌で磨かれて
何ともやさしい感触。
 
壁も天井も
ぬくもりのあるブナ材に囲まれて、
ゆったりとお湯につかりながら、
青森に来ることができた幸せ、
久安の湯に入ることができた幸せを
しみじみとかみしめました。
 
この久安の湯も
青森マストの一湯だと言える、
まぎれもない名湯でしょう。
 
 
 
ここでも俺はトドになった!(爆)
 
だって、あの久安の湯だよ、
久安の湯に誰もいないんだよ!
 
トドるよね~(笑)。
 
ブナ材に寝転がるわけですから、
お湯のあたたかさに加えて
背中に木のぬくもりまで感じて
ほんとうに気持ちよかったです!
 
いやー、
久安の湯を独泉できるなんて
思ってもいない贅沢ができ、
これまた記憶に残る
素敵な温泉体験になりました。

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