用井温泉 寿荘(温泉編)〈清流に寄り添う、四国一 鄙びた温泉宿!〉@高知県四万十市西土佐用井 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。


さて、
四国温泉旅行レポに戻ります。

僕がこの旅行で
宿泊に選んだ宿は、
江川崎にあります。

その宿とは……

「四国一鄙びた温泉宿」
と評判の宿!!!!




まずは
この看板を見つけてください。

見つけることができないと
一生辿り着けません!(爆)




ここを下っていきます。

ちなみにこの道は
地図に載っていません!(笑)

スマホはもちろん圏外だぞ!(爆)

高知の田舎をなめんな!(苦笑)

 

 



はい、到着。

『用井温泉 寿荘』さんです。

どうです???

まるで時代を
タイムスリップしたような
木造平屋の佇まい。

窓のサッシも木製です。

見事に鄙びきっています!

てか、
鄙びている……と言うよりは、
むしろ今にも倒壊しそうに
見えなくもないですね(苦笑)。




『寿荘』さんのシンボルと言えば、
このうず高く積まれた薪。

そして、苔の生えた屋根、、、
のはずですが……
あれ?あれ?あれ?

屋根が新しくなってる!!!

どうやら屋根を新調されたようです。

んー、
何となく残念だぞ!(爆)




『寿荘』さんには
部屋が2~3部屋しかないのですが、
僕らは玄関を入ってすぐの
メインの部屋に案内されました。




窓の外には
四万十川の支流である藤の川が
せせらぎの音を立てて
流れています。

そして、その藤の川に面して
「川床」が設けられています。

この「川床」は
メインの部屋にしかないものであり、
また、『寿荘』さんの
最大の魅力でもあるのです。

「川床」の魅力については
次回の記事でじっくり語るとして、
さあ、まずはお風呂に入りましょう!




狭い脱衣室は引きがなくて
これしか写メが撮れません。

アメニティは
タオルとバスタオルのみ(笑)。

基本的に石鹸や
シャンプーの類もありません。




浴室には
岩風呂風の浴槽が
ひとつあるだけです。

川の石を使ってつくられた岩風呂は
40年間使い続けた年季ものとのこと。




湯気がこもっていましたので
窓を開け放ちました。




窓の外には藤の川の清流。
目にも鮮やかな新緑。




源泉は浴室の端っこに投入され……




窓の外にある
ボイラーで加温された後に、
浴槽へと投入されます。




お湯は無色透明、無味無臭。

温泉分析書などがないため
泉質・利用状況等は不明ですが、
「日本全国温泉ガイド」というHPに
単純硫化水素泉
という記載がありました。

また、僕が見たところ、
加温はされているものの
加水・循環・消毒などはなしの
源泉かけ流しだと思われます。




川のせせらぎに耳を傾け、
木々の緑を眺めながら
クセのないさっぱりしたお湯に
ゆったりとつかっていると、
心の中で固まった緊張や疲れが
解きほぐされていく気がします。

もうね、泉質がどうのとか、
そんなことはどうだっていい。

なんたって
ここは高知の山奥。

そして……




『寿荘』さんの真髄は、
この「川床」にこそあるのだから!

次回、この川床での晩餐です。

お楽しみに~。