毒親に生きる気力も、希望も奪われてきた!母親からの心理的癒着から自由になり、幸せな恋愛をする方法 | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。

何歳からでも絶対に幸せな恋愛・結婚が叶う「花嫁心理学」

マリアージュカウンセラー斎藤芳乃です。

 

 

 

先週末は、個人セッションを開催させていただきました。

 

 

苦しい中、本当に懸命に生きてこられた方々ばかりで…「よく生きてきてくださり、本当にありがとうございます」思わず一緒に泣いてしまうほどのセッションでした。

 

皆様、共に苦しみを乗り越えてくださり、本当に本当に感謝しております。

 

 

その中でも。

 

お話を伺い…クライアント様と共に、涙が止まらなかったセッションがあります。

 

あまりの理不尽。でも、その中を、必死に生きてくださいました。

 

 

同時に…

 

そのJ様の不幸の原因は、実は、たくさんの方が抱えているものなんですね。

 

 

ご本人様から承諾をいただきましたので、「毒親に人生を奪われてきてしまった」というJ様とのセッションの内容をシェアさせていただきますね。

 

 

 

 

 

 

J様は、良い人となかなか出会えない、結婚できない…ということで悩まれ、今回、個人セッションにお越しくださいました。

 

 

セッションシートを拝見していくと、「自分が親離れできていないことが原因なのではないか?」と、「自分に原因があるのではないか?」と、ご自身の依存の問題を気にされていました。

 

 

どうしても、親の目を気にしてしまう。

 

親がどう思うかを気にしすぎていて、いつも恋愛も壊してしまう…

 

 

「良い子」として生きてきたJ様は、本当に必死で、親の意見を尊重できるように頑張られていらっしゃったのです。

 

 

そのため、「なかなか結婚できない」ということですら、「私が親に依存しているせいで、精神的に自立できていないのかもしれない…」と推測されていらっしゃいました。

 

 

 

けれど、お話を伺っていくと、、衝撃の事実が発覚したのです。

 

 

それは、

 

「J様の選ぶものすべてを、親が否定してきた」

 

という事実…

 

 

「親側が、J様に依存しきっていた」

 

 

という真実でした。

 

 

 

 

 

J様は、とても快活なお子様でした。そのため、スポーツも大好きで、卓球がしたいというお気持ちを持っていらっしゃったのです。小学生の、純粋でささやかな夢。

 

けれど、その夢を、親は「してはいけない」と止めました。

 

 

話はそれだけではありません。

 

その後、小学校を卒業しても…

 

 

「あの学校に行きたい」も、もちろんダメ。

 

「この服装がしたい」も、もちろんダメ。

 

「友達と遊びに行きたい」も、もちろんダメ。

 

努力して努力して勉強して、自分の行きたい大学に行って、海外で働く…ということももちろんダメ。

 

 

恐ろしいことに、J様の選ぶものすべてが「ダメ」と否定され続けてきたのです。

 

 

 

そのため、J様は、人生の全てを無意識に諦めてしまっていました。

 

結婚も、恋愛も、人生を自分らしく生きることすら…

 

「どうせ」

 

と、背を向けて生きてしまっていたのです。

 

 

自分でも気づかないうちに、何十年も…

 

 

そしてその諦めが、婚活してもいい人と出会えない…という現実につながってしまっていたのです。

 

 

 

 

実は、多くの方が、J様のように…

 

「さりげなく、親に夢ややりたいことを奪われる」

 

という「無意識のトラウマ」を背負っていらっしゃいます。

 

 

それは、自分でも気づかないレベルで…

 

「親が否定するから、自分の人生を諦める」

 

という形で、問題化しています。

 

 

しかし、こうした問題はとても難しく、「親がきっと正しいことを言っているのだと思うから、だから私がダメなんだ」と、いつのまにか「一般論の正当性」としてすり替えられてしまいがちです。

 

だからこそ、はっきりと「幸せになれない原因」として見つけることができないんですね。

 

 

 

 

 

 

けれど、よくよく過去を振り返っていくと…

 

 

それが特に親の迷惑にならないことであったとしても

 

それが自分で何かを成し遂げるという、自己責任であったとしても

 

自分がこう遊べたらいいな、というようなささやかな日常であったとしても

 

私はこういう男性と結婚できたらいいな、というような「自分の人生の決断」であったとしても

 

自分がこう働きたい、という、自分の努力の結果の未来の選択であったとしても

 

全く、誰の迷惑にもならない、ただ単に、「自分が働いて、このアクセサリーが欲しい」ということであったとしても…

 

 

すべてを、上手に否定し、「そうじゃない方がいい」と、理由なく、奪っていく。

 

こうした恐ろしいことが、とても頻繁に起きています。

 

 

特に、「母親との間」で…

 

 

これは、自分の人生を自由に生きられなかった母親が、娘という自分の分身を使って、自分の思い通りの人生をやり直そうとしたり、自分と同じような人生を誰かに歩ませたい時に起きる「心理的癒着(ゆちゃく)」です。

 

 

母親は、その立場上、「正しい」と思って「娘のために」言っているつもりであったとしても、子供側からすれば、自分の気持ちも主体性も意志も何も尊重されず、ただただ、強制的に支配され…

 

それを断れば、「見捨てるぞ」と脅されて、結果、諦めるしかなく、生きられない状態になってしまう。

 

 

そんな、とても恐ろしい心理的支配なのです。

 

 

 

 

これだけすべてを否定され、自分がせっかく持っていた夢も、希望も、将来への光も、すべてを否定され続けたことによって、、、

 

J様はいつの間にか、

 

「私には何もない」

 

「どうせ何もできない」

 

「どうせ私が思っても無駄」

 

と、すべてを諦めてしまうようになりました。

 

 

奪われた情熱。

 

でも、本当はあった、未来に対する輝ける希望。

 

その純粋な思いも、、、子供時代に抱いていた美しい思いも、すべてを「奪われてしまった」。

 

あまりにも奪われすぎたことによって、もう争うことも抵抗することも疲れてしまい、やがて、自分の才能も、希望も、健康さえも失ってしまったのです。

 

 

 

 

 

「親離れしていないんじゃない。親が、あなたから離れない」

 

「親が、あなたを縛り付けていたいんだ」

 

「親が、あなたの力をすべて奪っている」

 

その事実がわかった瞬間…J様は、心の底から号泣されました。

 

 

「あなたが卓球をやりたい、そこになんの悪があるのか?それだけの希望があったら、いいね、スポーツしたいんだね!と、親なら応援してあげてもいいはずなのに」

 

私の言葉に、自分が散々人生や希望を奪われてきたことに気づき、号泣されるJ様…

 

 

あの時の自分は、キラキラ輝いていた

 

やる気もあふれていた

 

将来に向かって、やりたいことに満ち溢れていた

 

 

そうだ、私はこんな情熱に溢れた人間だった…!

 

一つ一つを思い出していくにつれて、次第に、美しい笑顔を取り戻されていくJ様。

 

 

それは、本当に命の輝きを取り戻すための、とても尊い儀式のようでした。

 

 

そしてセッションが終わる頃には…J様はすっかり、「過去に本当はこうしたかった」という自分の意欲と情熱と自己価値を取り戻され、

 

生気を奪われた、人生も恋愛も諦めた状態から、知性と情熱に溢れた本来の美しい笑顔に戻られたのです。

 

 

こうなれば、もう大丈夫。

 

自分のアイデンティティを取り戻されたからこそ、今後、婚活をしたとしても、自分にぴったりの男性と出会えるように変わっていきます。

 

 

 

 

 

J様のように、自分では気づかないうちに「親に人生も幸せも生きる意欲も希望も奪われてきた」という方は、少なくありません。

 

 

なぜ?親なのに?そんなことを?

 

信じられませんよね。

 

けれど、「親であったとしても」

 

 

自分ができなかったから 子供にも与えない

 

自分ができなかったから、あなたがすることに嫉妬する

 

自分ができなかったことを、あなたが肩代わりしてやってよ

 

 

こんなふうに押し付ける親も存在しているのです。

 

 

親の呪縛。親だから、敬わなければならないという呪縛。

 

親だから大切にしなければならない、という呪い。

 

それをしなければ、自分はとても罪深いという、誤った罪悪感の植え付け。

 

これらによって、多くの人が苦しまれています。

 

 

けれど、その罪悪感は、捨ててしまっていい。

 

親は神様ではありません。一人の間違ったこともする、依存もする、支配もする人間です。

 

だからこそ、親との関係で傷つき、奪われたあなたの素晴らしさを、もう一度取り戻さなければならないのです。

 

 

 

 

 

わずか90分のセッションでしたが、終わってみると、もうそこには自信がないJ様はいらっしゃいませんでした。

 

笑顔にあふれ、美しいお顔で、若々しく、人生を取り戻されたJ様。

 

今後も素晴らしい人生になりますことを心からお祈りしておりますね。

 

 

そして、もし、あなたもJ様のように、「親に奪われてきた」と感じるのであれば…そのあなたの感覚は決して間違いではなく、

 

あなたに依存する親から、もう自由になっていいのです。

 

あなたには、力があります。

 

それは、自分の人生を自分で実現していくという力であり、同時にあなたは幸せになっていい、幸せになるための情熱を持っていい存在です。

 

 

「親だから」という言葉の呪縛に囚われるのではなく…あなたがあなたの力を取り戻され、美しい、愛に溢れた人生を送られますように、心から願ってやみません。

 

 

それでは次回も、H様とのセッションの内容をシェアさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

 
 
 

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