東京ヤクルトスワローズファンの皆様
歴史に残る大記録の瞬間に立ち会うことが出来ました。
小川投手のノーヒット・ノーランの試合の全容、たくさんの写真を使って振り返ります。
殺人的な暑さの横浜。
浜スタには、15時に到着し、開門と同時に入場しようと思ったのですが、炎天下に耐えられず、ビヤホールに避難し、水分補給をして、臨戦態勢を整えました。
先発は小川投手です。
ローテーションを守り、ここまで4勝を挙げています。
もう少し、長いイニングを投げてほしいと思っていました・・・
普段と変わらず、静かにアップを続けます。
明るく、弾けたオフの表情と、練習や試合中の物静かな表情と、このギャップは好きですね。。。
試合前のメンバー表の交換です。
この三連戦は、調子のよい投手をぶつけてきたD横浜。その投手を打ち崩せるのかが、この試合の戦いだと予測していました。
山崎選手は最近、夏バテですね。
ここ数試合は、極端にヒットが止まっています。
ただ、左好投手を相手に先発出場するということは、ベンチの信頼は増していると思う。
山田選手は、復調の兆し有、、、でしょうか。
タイムリーヒットも生まれ、四球2つ。打点3。
トリプルスリー男には、もっと、もっと、期待してしまう。
青木選手は疲れ知らず。
まっ、少しずつ、お休みは頂いていますけど。
一日一本、コンスタントに打ち続けています。
いつも、レフトの守備位置から、球場に響き渡る声、スタンドにも届いていますよ。
村上選手はチャンスの場面で打席が廻ってきますが、打点を挙げられず。高い出塁率を誇る、1,2,3番。そして打点を稼ぐ4番。このバランスが維持出来ると良いのですが。
小川投手は、毎度のルーチンで試合に入ります。
屈伸を前に2回。四股のストレッチ後に、マウンドに上がります。
ようするに、普段と同じ、小川投手だということです。
これもルーチン。
小川投手は、遠くを見つめて、右腕を挙げ、数秒静止した後に、投球に入ります。
何から、何まで、普段と同じです。
浜スタのC指定内野席からの観戦。
神宮と比較すると、やや暗い浜スタの照明。
シャッタースピードを落としましたが、ボールの握りはバッチリ捉えることが出来ました。
浜スタ名物を熱中症予防に頂きました。
シロップはありません。
純粋にみかんの味で、氷をすすり、頭キィーンってやつです。
左下肢にご注目下さい。
エスコバーのすね部分に、自打球が直撃です。
やや内側、これは大変だぞ・・・
エスコバー選手は叫びながら、苦悶の表情。
そして膝から崩れ落ち、倒れ込みます。
この後、守備から交代。大丈夫か???
坂口選手が6番打者で登場。
最近、四球が減り、凡打が増えていますよね。
グッチには、三振・四球・安打が似合う。凡打は見たくない。
そんな願いが通じたのか、この日2安打の大活躍でした。
生で濱田選手、久しぶりです。
スワローズのダイキ(たいき)の中では、一番やんちゃなダイキ(たいき)です。
全力フルスイングの濱田選手には、畠山コーチや、池山二軍監督が付ききっりで指導していた姿、覚えています。
濱田選手のやんちゃぶりが、さく裂した試合でした。
3三振しました。
空振り三振の後に、相手投手を睨みつけたり、審判に熱い視線を送ったり、打席でのど根性を感じましたね。
昭和の時代のスポ根を、令和の青年から感じ取れたよ。
西田選手は、じわり、じわりと打率を上げ、この日2安打の活躍。
この先は、正捕手争いが激化しますから、バットでの成果は大切ですね。この日は、小川投手のテンポをリードし、ナイスなコンビネーションでした。
小川投手は「強打者」だよね。
この日はバントも決めたけど、四球も2つ。
相手投手に、一番、球数を投げさせていたと思います。
投球が良いと、打席でも調子が良いのかな???
最近思う。山崎選手って、バントお上手ですよね。
しかも三塁線のバント。
打順がいったり、きたり、しているけど、1番、いや2番で固定しても良いのではと思うけど。
神宮球場で感じたこと。観客5000人で密はない。
浜スタで感じたこと、密をなくすために、何故、この空間を使わないのか。なんの為の人数制限なのか。観客の分散退場の為にも、この空間は使うべきだと思う。それとも球団収入を優先したのか???で、あれば、社会経済の為には、人数制限は必要なし。
そろそろ、無症状のSARS-CoV-2のPCR検査陽性者を、患者のように公表する仕組みを撤廃してほしい。インフルエンザ患者の数を毎日公表したら、世の中驚くぞ。
yoshiの後ろに座っていたベイファンのおじさまが言っていた「ノーノーでも観て、帰るか・・・」と。
おじさま、ノーヒット・ノーランを続けている時は、言っちゃダメでしょ。プロ野球界の無言のルールでしょ。
隣でご一緒に観戦した燕党先輩とは、試合終了の瞬間まで、ノーヒット・ノーランには触れず、心の中で意識していました。
廣岡選手、中々当たりが出ません。
調子が上がらないのかな???
最近は三振も多いし。
代打より、4打席立たないと結果が出ないタイプなのかな???
上田選手が打席に立ちました。
試合終盤、守備での存在感、確かに、外野を守っているけど、守備機会は少ないような気がします。
違う意味で、存在感が大きいですからね。でも、剛史はそれで良い。
では、ここから、この試合の最大の山場をご覧いただきます。
8回裏の守備。
相手チームは必死になって、ノーノー阻止にくるはず。
先頭打者に粘られ、四球を出し、ノーアウト1塁。
村上選手、ここで一言「ゲッツゥーでだいじょうぶっすよ」と。
小川投手「そうだな」
内野陣に指示「ダブルプレイ、頼むよ」と。
その仕草から感じ取れた会話の一部始終です。
小川投手の狙い通り、村上選手の期待通り、ショートのほぼ正面に飛んだ打球。yoshiは少し声を出してしまった「ゲッツー取れるぞ・・・」。
すると、セカンドに送球した球を、廣岡選手がキャッチィングミス。
この場面でエラーとは。。。
顔面蒼白状態の廣岡選手は、帽子を取り、マウンドに向かいます。
明らかに表情が暗い「やってしまった・・・」と心の叫びが聞こえてきます。小川投手は、普段と同じ、冷静沈着な表情です。
荒木選手が仲介に入り、小川投手と廣岡選手の乱闘は阻止。
いやいや、違う、違う、小川投手は「ドンマイ・ドンマイ」と高校1年生のエラーを、3年生のエースがなだめるかのように、胸をタッチ。美しい高校野球を観ているかのような風景でしたね。
外野に目を向けると、ここは殺気ムンムン状態です。
ライト濱田選手、センター山崎選手、レフト上田選手の相談内容は、際どいフライには突っ込むのか、突っ込まないのか。
「俺のところに飛んで来たらどぉしよう・・・」
「間に飛んで来たら、ダイキ突っ込めよ」
上田選手の決断は「全力で突っ込め、ヒットは許さんぞ・・・」外野の結束は固いようです、さすが、剛史、心強いぞ。
9回、最後のバッターを空振り三振に取りました。
小川投手は、塁審にスイングを確認。
やっと緊張がほぐれて、小川投手に笑みが現れました。
西田選手が、普段観れないような猛スピードでマウンドに走り込みました。小川投手とジャンピング抱擁。小川投手がこの日最も輝いた瞬間です。やったー、ノーノー達成だ・・・
マスク姿の青木選手が、両手にペットボトルを持って疾走。
普段、ビジターゲームでは、過度な祝福は遠慮していますが、この日は大記録の達成ですから、ベイファンも許してくれるでしょ。
浜スタからも大きな拍手が沸き起こりました。
抱き着く小川投手。
抱き着かれる西田選手。
水しぶきが演出するこの姿、この場面を観ることが出来て、プロ野球ファンであることに喜びを感じる瞬間でした。
5回、後部座席からノーヒットだよ、とちょいちょい嘆いた声が。
6回、三振が増えたし、ギアが上がった印象。
7回、球数増えてきたから、替え時が難しいよねと感じ始め。
8回、ここを抑えたらノーノーいけるかもと思い。
9回、スタンドで緊張しながら、カメラ持つ手が震えて。
ノーノー達成と同時に、心弾けました。
やったね、ライアン。
見事なノーノーでした。
野球評論家になった時には「ノーノー投手」として絶賛される。
コーチ・監督になった時には「名勝」として絶賛される。
FAになった時、先発投手としての「価値」があがる。
それだけ、ノーヒット・ノーランを達成したことは、意義が大きいと思う。
興奮状態で浜スタを出ました。
しかし、時計はまだ21時過ぎです。
すっごい速い試合展開だったけど、8回の攻防だけでも長く感じた。それだけ濃厚な試合でした。
近くの居酒屋に入り、球団サワー「乳酸菌 燕サワー」で乾杯しました。なんと、ヤクルトサワーではなく、カルピスサワーでした。
それでも美味しい祝杯。
ブログ用に写真整理していても、試合の瞬間・瞬間を鮮明に覚えていますね。この試合は、今後10年は、語り継げよう。。。
yoshiはD横のファンクラブに入会しています。
チケットは抽選です。
土日の試合、抽選に申し込みましたが、もちろん外れました。
このチケットは職場の方から譲り受けました。
この試合、スワローズファンは少なかった。恐らく100人も居なかったのでは。小川投手のノーノーを生で観れたこの感動は、10年以上は自慢出来ますね。
試合数が少ない中、もっと、もっと、スワローズの試合を観戦したい。
来週の試合は、半分は神宮に行けない。
欲求不満が心配だったけど、このノーノーを見たから、しばらくは精神の健康は維持出来そうだ。
yoshi
ナイスな時には投票願います(ワンクリック)
新しいTwitterアカウントはこちら
https://twitter.com/4374Yoshi/