現在,都内の公立中学校で筆記体を教えていないそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171104-00004359-toushin-bus_all
私は,こう見えて(?)筆記体を教えられていた世代ですが,中学生ながら,自己判断でいらないと判断し,身につけませんでした。
ただでさえ字が下手な私が筆記体など使ったら目も当てられないということもありましたが,どうせテストもブロック体だと。
色々考えた結果,少なくとも自分にとっては身につけなくても問題ないと判断しました。
かわいくない中学生ですよね(笑)
しかし,現在に至るまで筆記体ができなくて困ったことはありません。
身につけなかったからといってえらいわけでは全くないんですが,学校だとか常識だとかでこうすべしなんてことは,簡単に覆ります。
常識にとらわれず,自分の頭で考えることが大事だと思います。
先生のいうことを聞かないということでいえば,大学受験の勉強なんかもそんな感じで,全く自己流の勉強をしてました。
超田舎で,市に一校しかない私の出身高校では,当時何年も早慶の合格者がいませんでした。
成績上位者10数人くらいが大分大学に進学し,偶に九大に行く人がいるという感じだった記憶。
ちょっと前に東大に合格された卒業生がいるというのがほとんど一種の伝説になってるくらいで(多分,要件事実マニュアルで有名な岡口裁判官のことかと)
高3の四月に進路を聞かれ,早稲田受けますと言ったら,進路指導の先生に一応私を傷つけないような言い方で(私立は科目が少ない分各科目の偏差値が跳ね上がるから,早慶を合格させるノウハウがないということで),やめた方がいいと言われました。
まあ,当時は箸にも棒にもかからない成績で偉そうなことは言えない立場でしたが・・・
ただ,それより前に,担任の先生からお前はもったいないといわれたことがあり(学校のテストで希に上位十数人にはいることがあったんで),こいつは勉強さえすれば地方国立くらいはいける,いけそうなところを受けさせて確実に学校の実績をみたいな判断も多分あったんでしょう。
しかし,こんな私が素直に言うことを聞くはずもなく(笑)
担任の先生が,高3の新学期に,「春植えざれば秋実らず」という標語を掲げて,それも踏まえて、全員に今年の目標を書けって言ったんですが,前記からもちょっとダメ人間臭が出てる私がなんて書いたと思います?
まさかの、高校生が、抜け抜けと、あの渾身の標語をみながら、「人の半分の努力で倍の成果を出す」と書いたんです。
ほんま痛い子ですね(笑)
実践面でも,例えば,学校の先生は,これがよいという参考書を推薦するとともに,色々目移りせず,一つの参考書を徹底的にやりなさいといいました。
私は,一般的な評判と無関係に,面白そうだと思うものをやり,飽きたら途中でどんどん本を変える。
本を変えると目先が変わるので,客観的にそこまでの違いがなかったとしても,一瞬面白くなったりもします。
勉強って,面白いと感じるときが一番身について,面白くないことを無理矢理してても効率悪いと思ったので。
ほんと大学受験の勉強は,自分が面白と思えることしかしませんでした。
参考書等の種類にしても,先生が勧めたり,一般的に評判の良い本ではなく,漫画とかがあって面白そうなものばかり選んでました(笑)
椅子に座って長時間勉強するということもなく,比較的短い勉強時間の大半は,消しゴムをお手玉のように片手で突きながら,家の中をぶらぶらと歩き回るというやり方・・・
家族も友人も私が勉強しているところをあまり見たことがないのに,成績が急に上がって驚かれたんですが,ぶらぶらしながら頭の中で勉強してたりしたわけです。
そんな感じで,1学期の間,私なりにはよく勉強したという感じで,もういけるという自信がつき,2学期以降はもう流してた感じでした。
東大を受験したわけではないので偉そうなことをいえる立場でもないんですが,受験が終わったとき,大学受験って,受験戦争とかいう言葉も聞いてたけど,こんなに楽に通っていいの・・・と思いました。
もちろん,これは私の場合の話で,受験生の方が単にマネをしても,うまくいかないかもしれません。
私だって運だったにすぎないかもしれないので・・・
自分の頭で考えることが大事だと思います。
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