私は,飲み好きということもあって交友関係が結構広いです。
先日,Lineの友達がもうすぐ2000人という話を書きましたが,ほんと様々な分野の人と交遊してます。
で,近年,そうした友人知人が本を出版することが多いんですが,今回,結婚式にも出席させていただいた友人の加藤さんが出した本がなかなか面白かったです。
あの堀江氏が帯を書いてます!
加藤さんとは普段は飲んでたわいもない話をしているだけなんですが,イスラエルに目をつけたのはすごいと思ってました。
子供の頃,親の本棚になぜか藤田田(日本マクドナルドの創業者にして,銀座のユダヤ人といわれていた方)の本があり,なぜか子供ながら読んで,なぜか影響を受け,なぜかいまや自称「西日暮里のユダヤ人」なので(笑)
うちの事務所での挨拶は,当然「シャローム」です(笑)
それはさておき,この加藤さんの本のポイントを私になりにまとめると,①イスラエルはスタートアップ大国であり,そこから多くの革新的技術が生まれている,②世界はイスラエルを重視している(投資している),③日本はまだイスラエルにそこまで目を向けていないといったとことじゃないかと。
難しいことが書いてあるわけではなく,さくっと読めます。
多くの日本人にとってあまりなじみのないイスラエルについて,ビジネス的観点からの概要が分かるとともに,この先イスラエルと関わる際の最低限の心構えが分かるという意味で意義があります。
そして,なぜイスラエルが革新的な技術を生みだすのかというところで,「エコシステム」,すなわち「ある業界や地域で,企業や人,モノが有機的に結びつき,循環の中で効率的に収益を上げる仕組み」が整っているとの指摘がありました。
これは日本でなかなかできていないところだと思います。
もう一つ重要な指摘は,イスラエルでは,イグジット,すなわち,投資資金がしっかり戻ってくる環境が整っているということです。
これはほんと重要なポイントだと思います。
私も仕事上,投資的な事業や共同事業についての相談を聞くことがありますが,そのときに思うのは,日本では,なかなか投資をして利益の配分を得るということの確立したシステムがないということ。
この点については,より具体的な話を聞きたいと,さらに興味をひかれました。
そんなわけで,なぜ今イスラエルなのかということがざっくり分かる本なので,皆様もぜひ!
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