ぎっくり尻の患者さん(2)

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ぎっくり尻の患者さんについて

“痛くなった原因”を考えていきたいと思います

 

 

股関節の動きでは痛みは変化ないため

股関節や臀部の筋肉はそれほど重要ではないと思われます

それよりも身体を倒したり、反らしたりすることができないため

問題は腰のほうにあるように思います

 

 

そこで、腰に問題があるのになぜ臀部が痛くなるのか?

についてですが

 

腰椎(腰に相当する部分の背骨)からはたくさんの神経が出ており

足や臀部に下りていきます

そのため、腰椎やその周囲の筋肉に問題があり

神経を刺激した際には腰以外の場所にも痛みやしびれなどを感じさせます

 

 

 

今回は上臀神経による痛みではないか?と考えました

 

下の図は腰椎を前から見たもので

青い部分が上臀神経です

うすくピンク色に見えるのは“大腰筋”という筋肉です

ちょうどこの大腰筋を上臀神経がつらぬいています

           (ヒューマンアナトミーアトラスより)

 

この上臀神経を追いかけていくと

 

           (ヒューマンアナトミーアトラスより)

 

骨盤に空いている穴を通って

臀部のほうに走っているのが分かります

 

そのため上臀神経が刺激されて

臀部に痛みがおこったのだと考えられます

 

(一般に上殿神経は運動神経と考えられていますが

臀部の皮膚や臀筋膜にも知覚枝が存在することが報告されています2))

 

 

そして上臀神経を刺激している原因として大腰筋を疑いました

1枚目のイラストでうすいピンク色で表示されている筋肉です

 

 

長くなってきましたので

今回はここまでにさせていただきます

治療方法は次回に書かせていただきます