ごぶさたしています

前回ブログを書いたのが秋ごろでしたが

気がつけばすっかり春めいてきました

今回は春を感じられるものについて

“本草綱目”を引いてみたいと思います

やっぱり春はタケノコかな、と思ったのですが

探しているとタンポポについての記載があり

どっちにしようかと悩んだのですが

実用性をとり今回はタケノコについて書いていきます



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“本草綱目”によると


“竹はとても種類が多い”

“食用としては良いが、薬用として用いる

 ということは聞いたことがない”

“苦竹(まだけ)が最もおいしいとされるが江西でとれるものは苦味が強く

 食べられない、江浙及び南京の周辺でとれるものが良い”そうです




効能としては


“血気を冷ます”

“利水道(水分代謝を促す)”

“利隔下(胸のつかえをとる)”

“痰をきる”

“胃を爽やかにする” と書かれています


血気を冷ます作用があるようなので

冷え症の方にはオススメできないですね



他にも“羊の肝と一緒に食べると目を悪くする” と

食べ合わせの注意も書かれていました

なかなか羊の肝を食べる機会は無いと思いますが参考までに




タケノコの栄養についても調べてみると


カリウムが多く含まれており

むくみなどに良いようです


食物繊維も豊富に含まれているので

便秘気味の方にもオススメです


タケノコに白いポロポロとしたものがついていますが

これはチロシンという物質だそうで

脳を活性化させてくれる働きがあるため

取り除かずに食べると良いようです




これから旬をむかえる食べ物ですので

春を感じつつ

こうしたことも意識しながら食べてみてください





タンポポに関しても調べてみましたので

近々書かせていただきます