先日、本棚の整理をしていたら
学生のころに頂いた本を
久しぶりに見つけて読み返しました。
1976年初版の本です!
「徹子の部屋」が始まった年だそうです。
鍼灸師よりも一般の方に向けて書かれた本ですが、
色々な患者さんとのやりとりが書かれていて
面白かったのでいっぺんに読んでしまいました。
40年以上前の本ですが患者さんとのやりとりなど
今とそう変わらないようで、
胃潰瘍の患者さんが
「自動車の部品と同じで新品と取りかえられたらいいだろうな」
と言っていたそうです
当院の患者さんでも膝の痛みのある方が
「どっかで新しい膝でも売ってないかな」
とおっしゃいます。
ほとんどおんなじこと言ってますね!
本の中では
器官というものは健康に活動している時は忘れられて
いるが、ひとたび故障すると邪魔者扱いされる。
「無理をするからこうなったんだ」と苦情の1つでも言いたいところでしょう
と続けています。
“健康な時はその有難みがわからない”とよく言いますが
無理をしてしまったなと思ったら休ませるなど
無理が利くうちから自分で大事にするというのも大切なことですね。