鍼灸と疲労(2)

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今回は疲労のメカニズムについて

ふれていきたいと思います



その前に



疲労にも期間によって3つに分けられて

いますのでその説明を



1日眠ることで改善する急性疲労


1週間続く亜急性疲労


半年以上続く慢性疲労、に分けられています。




この中の慢性疲労の方は



疲労が原因での欠勤


作業効率の低下


といったことを約半数の方が経験されているそうです



なぜ、急性疲労からこうした慢性疲労に

移行してしまうのか?



1つの有力な仮説があります



“疲労の分子神経メカニズム”といわれるものですが




全くピンとこないと思います


その内容について、おおよそ以下のとおりです



身体的・精神的いずれか、または両方の疲労状態


               ↓


身体の様々な器官が過活動状態になる


               ↓


そのため活性酸素が産生され、身体が酸化する“酸化ストレス状態”になる


               ↓


活性酸素が細胞を傷害する


               ↓


その状態を受けた免疫細胞が放出する物質が         →      通常、ここで細胞の修復が

代謝や神経伝達系に異常をもたらす                       おこなわれ疲労は改善する

 

               ↓


何らかの原因で細胞修復に必要なエネルギー・物質が

不足し、細胞修復がおこなわれない


               ↓


さらに免疫細胞の影響により代謝や

神経伝達系の異常が悪化するという悪循環になる


               ↓


         慢性疲労・過労状態



こうした流れが近年、有力ではないかと考えられています



次回は疲労の症状、身体のなかでおきていることについて

書いていきたいと思います