鍼灸と冷え症

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冷え症の方はやはり冬場に多くなる傾向にありますが、

1年間通して冷えの訴えがある方もいらっしゃいます。



冷え症と気温の関係について調べた

文献がありますので、見てみたいと思います。


“サーモグラフィを用いた冷え性の病態生理学的検討・気温の

変化と冷え性患者の皮膚表面温度分布の関係について”₍1₎によると




冷え症を訴える患者さんの皮膚表面の温度を

1年間にわたって調べた結果



胴体と手先・足先の温度差が8℃以上

1ヶ月の平均気温が15℃以下


になった時に冷え症患者さんの99%が

冷え症を発症すると報告しています



さらに研究に参加した方の中で

胴体と手先・足先の温度差が1年通して8℃以上の方が

53%いらっしゃったそうです


夏でも“冷え”の訴えがあるのは

こうした温度差があるためと思われます



では、なぜこれほどまでに

温度差がでてしまうのか?


その原因として自律神経の影響を指摘していますが


詳しくはまた次回に



参考文献


₍1₎ “サーモグラフィを用いた冷え性の病態生理学的検討・気温の

  変化と冷え性患者の皮膚表面温度分布の関係について”

  
高取明正, 奥田博之, 関場香, 谷崎勝朗 - 環境病態研報告, 1991 - ousar.lib.okayama-u.ac.jp