
今月はこのブログを始めて、2年目を迎えました。
この1年間、この拙ブログをご覧になっていただき、本当にありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします<m(__)m>
さて、今日は野菜の話ではありません。
タイトルにある「ななじ」についてです。
「ななじ」と聞いて、皆様は何だと思われますか?
生まれも育ちも和歌山の私には、それ以外のことは到底想像もできないのですが、
実は、弊社のほ場がある和歌山では、時間の「七時(しちじ)」のことを「ななじ」と言います。
随分昔のある時、他府県に旅行に行った際、時間を聞かれてそう答えると、不思議な顔をされ、一呼吸おいた後、
「ああ
、 “ しちじ ” ね」と、言い直されて、他府県ではそう言うのだ、と初めて知りました。
他にも、和歌山では、「今日は(きょうは)」という言葉に、わざわざもうひとつ“は”をつけて、
『今日はは、天気が良い』
などという、言い方をします。
和歌山には、他府県の方が聞いたらビックリされるような言い回しがあるらしく、例をあげると
「(角にぶつけて)青アザができる」
「にえる」「(食べ過ぎて)お腹がいっぱい」
「お腹が大きい」などがあります。
それぞれ、「鍋でも煮えたの?」
「妊娠してるの?」などと、誤解されます(^_^;)
「秘密の県民ショー」に出てくるマスターがいたら、すぐさま「あんた、和歌山県民だね
」と見破られてしまうでしょう。先ごろ、「1時」と「7時」を勘違いして熟睡してしまい、出演する舞台をすっぽかしてしまった若い俳優さんがいて、しばらくテレビのワイドショーを賑わせていました。
「消えてしまいたかった」と、涙目で謝罪するその方を見て、もしももしも和歌山県出身の人がひとりでも周りのスタッフにいらしたら、そんなことは起きなかったのに
と思った次第でした