にんにくのコルクと種 | 農業生産法人(株)ヨシムラファームの 農業日記

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農業王国和歌山県で、資源循環農法による安心安全で美味しい野菜果物を作る、農業生産法人株式会社ヨシムラファームのスタッフブログです。

にんにくのお尻にある丸いところが、コルクと呼ばれる部分です。
ここを残して、1粒1粒に分けます。

 

 
この1粒がにんにくの種になり、先のとがった方を上にコルク部分を下にして、植え付けます。

弊社が創立前、にんにくの栽培を始めた頃には、店頭で見かけるにんにくといえば、中国産か青森産しかありませんでした。
当時、国産のにんにくは中国産の何倍も高くて、なかなか手が出にくい価格でした。

近頃では、“国産”と称して販売している安いにんにくも見かけます。
確かに、日本で育った国産には違いありませんが、種は中国産の安い種を仕入れて日本で栽培している場合があります。

以前、韓国で採れたアサリを数日日本の海に放してから再度収獲し“国産”として販売する、産地偽装が問題になったこともありました。

中国産のにんにくは、ポストハーベスト農薬の問題もあり、決して安全とはいえません。

ポストハーベスト農薬とは、ポストは「後」、ハーベストは「収穫」という意味で収穫後に使われる農薬のことです。

輸入される野菜の多くは品質を保持するため、収獲後に防カビ剤や防腐剤などの農薬が使用されます。
出荷直前に使用されるため、残留農薬の危険性があります。

栄養効果があり、スタミナの源といわれるせっかくのにんにくに、農薬が残留していたのでは本末転倒です。

弊社のにんにくは、正真正銘青森産の「福地ホワイト六片」の種を仕入れ、その生産方法において和歌山県知事より「エコファーマー」の認定を受けております


これからも、和歌山発の安心安全な美味しいにんにくと野菜をお届けできるよう頑張ります(*^_^*)