それは、桃の木に、「お礼肥(おれいごえ)」を行った日だからです。
お礼肥とは、花や果実を終えて疲弊した植物にお礼の気持ちを込めて与える肥料のことです。
去年、初めてこの言葉を聞いたときには、何て優しい言葉だろうと感動しました。ブログをはじめたとき、是非、この言葉をご紹介したいと思いました。
果樹は、一番遠く葉が茂っている真下まで、土の中で根が伸びています。
その根の先に栄養がいきわたるように、一番外側の葉の下に肥料をまきます。
今年も美味しい桃の実をありがとう。
お疲れさまでした。
来年もまた、綺麗な花と美味しい桃の実を咲かせますように。
しばし、ゆっくり休んでください。