ミャンマー軍 少数民族の女性や子ども35人殺害か

ミャンマー軍の無法な殺戮が続いている。

 

国連は、いつも批難ばかりの会議で何も救わない

 

岸田政府も見て見ぬふり

 

 ミャンマーの地元メディアは25日、少数民族の集落の住民35人が軍の兵士に殺害されたと報じました。犠牲者の多くは女性や子どもで、遺体は車ごと焼かれた状態で見つかったということです。  ミャンマーの地元メディアなどによりますと、中部・カヤー州の少数民族が住む集落を24日、軍が襲撃し、住民35人を殺害したということです。遺体はトラックの荷台に積まれたあと火をつけられ、車両ごと激しく焼けた状態で見つかりました。  この地域では、クーデターで実権を握った軍と、反発する少数民族の武装勢力との間で激しい戦闘が続いていますが、武装勢力側は「犠牲者の多くは女性や子どもで、戦闘には参加していなかった」と主張しています。  少数民族の支配地域では、今月以降、戦闘に巻き込まれた住民数千人が国境を越えてタイ側に逃れるなど、緊張が高まっています。

 

国軍の襲撃で30人超死亡か、NGOメンバー2人も不明 ミャンマー

 

ミャンマーの民兵組織「カレンニー国民防衛隊(KNDF)」が提供した燃やされた車両の写真

(CNN) ミャンマー東部カヤ州の村が24日、国軍に襲撃され、女性や子どもを含む少なくとも30人が死亡した。 民主派の「統一政府(NUG)」はこれを「クリスマスの虐殺」と呼んで非難。国軍が村の住民や旅行者らを拘束し、住居を破壊したとも指摘した。 NUGは声明で、激化する国軍の戦争犯罪とミャンマー国民に対する人道犯罪を止めるため、国際社会はただちに断固とした行動を取る必要があると強調した。 国営メディアによると、国軍はこれに対し、反対勢力の「テロリストたち」を射殺したと主張。対象は7台の車に乗った武装グループで、国軍の制止に応じなかったとしている。 一方、地元の民兵組織「カレンニー国民防衛隊(KNDF)」はロイター通信に、殺害されたのは同組織のメンバーでなく、紛争から逃れようとしていた民間人だと述べた。 また国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は、休暇で帰省しようとしていたメンバー2人が襲撃に巻き込まれ、行方不明になっていると発表した。メンバーの乗った自家用車が攻撃を受けて全焼したという。 セーブ・ザ・チルドレンは、国軍が人々を車から降ろして拘束したり、殺害して遺体を焼却したりした結果、少なくとも38人が死亡したとの見方を示した。これを受けて、一部地域での活動を停止したという。