こんにちは、かりんです🌱
ご訪問ありがとうございます。
このブログは、十数年前に夫が交通事故にあってから、治療やリハビリを経て社会復帰し、相手方との和解に至るまでの道のりを、過去を振り返りながら記録として綴っているものです。
私たちには、夫の復職前に、どうしてもやっておきたかったことがあった。
それは、交通事故に遭ったとき、夫が身につけていた物を処分することだった。
事故から一年半近く、それらは大きなビニール袋に入れたまま、我が家の駐車場に置かれ続けていた。
夫と一緒にお祓いをしてもらい、そのうえで処分をする。
そう考えていたことが、後始末が遅れた理由のひとつだった。
私は、夫が自分の足で歩いて行くことが何より大事だと考えていた。
夫の身を守ってくれたヘルメットとブーツ。
ひしゃげて、レンズの外れた眼鏡。
衣類は、救急搬送時にすべて治療のためハサミで裂かれ、二度と着ることはできなかった。
特に、その日着ていたパーカーは、娘がお小遣いでパパにプレゼントしたもので、夫のお気に入りの一着だった。
救急で返却されたあと、私はそれらの写真を撮り、購入時の金額を調べ、弁護士に報告した。
これも賠償対象になるはずだからだ。
私は、決して信心深い方ではない。
夫に至っては、そういう考えすら持たない人間だ。
それでもこの頃は、
夫が厄年だったこと。
あの不思議な写真のこと。
バイクの損傷を見る限り、命があったこと自体が奇跡だと思えたこと。
購入したばかりだった、夫肝入りのヘルメット。
↓不思議な写真の話はこちら
そうしたさまざまな偶然が重なり、神仏への想いが、私の中で強くなっていた時期だった。
だからこそ、夫が義足で歩けるようになるのを待ち、
夫自身にお祓いを受けてもらい、
その場で、身につけていた物たちに感謝を伝えてほしいと願っていた。
それが、夫にとっての区切りになると信じていたからだ。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🌱

