ミャンマーにいってきました。 | 知財業界で仕事スル

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知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…


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 急遽(2週間くらい前)にミャンマーへ行くことが決まって、で、行ってきた。行ったのは、訪問地としての王道、ヤンゴン。今回の、中国・マレーシア出張の間にできた隙間のようなところに無理やり詰め込んだので、ヤンゴンの飛行場で飛行機を降りて、帰りの飛行機に乗るまで約25時間のとても短い旅となった。

 滞在期間が短く、吸収した情報はきわめて限られたものになるのであるが…さて何を書こうかと考えて、ここでとりあげるのは以下の7点。

(1) 右ハンドル、右側通行
 写真Myanmar 1を参照しつつ、自動車の話。普通、左側通行の国(たとえばインド)では右ハンドルの車が走り、右側通行の国(たとえば中国)では左ハンドルの車が走る。しかし、ミャンマーでは右側通行なのに右ハンドルの車が走っている。左ハンドルのものもあるが、だいたいは右ハンドル。
 主たる原因は、中古の日本車を輸入してきたかららしい。
 が、この新聞記事http://economic.jp/?p=27439によると、今のままだと危ないから、右ハンドル車が規制される方向のようだ。そうなると、特に日本の中古車を販売していた人達は大打撃だろう。そんなことで、この新聞記事では「露骨な日本車たたきではないか」とまで書かれているけれど、実際、危ないと思う。車が少なかった昔ならまだしも、今は車がどんどん増えているのだろうから、右側通行で右ハンドル車ばかりの現状は政治的背景はどうであれ変えた方が良いと思う。
 ちなみに、世界で左側通行の国と右側通行の国はこんな風に分布している。
http://gigazine.net/news/20071216_driving_directions/

(2) ミャンマーの服
 男性のズボン(スカートというべきか)がとても気になった。ヤンゴンの都心部でも半分くらいの男性が民族衣装型のズボンで生活している。写真Myanmer 1の右端に黒く写っているタクシーの運転手さんも、20代前半の若者だと思うが、スカートをはいていた。写真Myanmar 2はヤンゴンの空港内で撮ったもの。仏教徒のお坊さんとともに、普通の男性が普通にスカートをはいている。
 お坊さんの方には違和感はないが、普通の人のスカートに違和感があるのは何故だろうと思ったのだが、それは上半身につけている服装に原因があった。民族衣装のスカートをはいているのに、上半身は西洋風のカッターシャツなのである。これは、違和感をもたない方がおかしいと思うのだが、ミャンマーの皆さんは普通にそんな出で立ちだった。

(3) ミャンマーの文字
 文字の形がカッコイイ。写真Myanmer 1にあるように、車のナンバープレートがビルマ文字。外国人には何番だか分からない。
 文字は、表音文字で33個だそうだ。母音と子音がある。
ちょっと勉強すれば、すぐ、それなりに読めるようになる気がする。…が、実際にやり始めたら、他の外国語と同様に、習得は容易ではないのが現実だろうとは思う。

(4) 黄金のパゴダ
 25時間しかいなかった割には、観光もした。とは言っても、行ったのは、超有名な黄金のパゴダだけ。Wikipediaによる解説はここhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%80%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B4%E3%83%80
 オリジナルをできるだけ維持したり、オリジナルに近づけるように復元したりというような思想が無いのだろうか?たとえば、無数にあるといってよい仏像の背後にある光背(後光)には、ほぼすべてLEDの電飾が使われていた。仏像や建築物は、何十回、何百回とペンキでペイントしなおしてあるように見えた。
 日本のように、仏像や建築物に「芸術性」が感じられない。運慶みたいな人は、古のミャンマーにもいたのではないかと思えるのだが。いなかったのか、あるいはいたとしても、その業績を保存する気がなかったのか?

(5) 当然、親日国
 走っている車のだいたいが日本車である点に象徴されるように、当然、ミャンマーも親日国。韓国と中国が隣でやいのやいのとやるので「反日」国が世界にたくさんあるようなイメージを日本人は持ちがちであるが、その2国を除いて世界の国はすべて親日と言ってよい状態なのであるから、ここで特に強調する必要はないのかもしれないが、強調しておく。
 なお、ミャンマーと言えば、多くの日本人が思い出すのは「ビルマの竪琴」なのであるが、現地にはそのかけらも無い状態だった。

(6) 軍事政権とアウンサンスーチー氏
 以前、日本人ジャーナリストが撃たれて亡くなったときに、ミャンマーについてこのブログでも書いたことがある。

アメリカのフリーズ、フランスのパパラッチ、ミャンマーのビデオカメラ
2007-09-30

http://ameblo.jp/yoshikunpat/entry-10755682458.html

 それが2007年のことで、それから6年後に行ったミャンマーは平和だった。
 現地代理人の話で面白いなと思ったのは、今のミャンマーでは軍事政権を批判することよりもアウンサンスーチーさんを批判することの方が困難だそうだ。

(7) Visa on arrival
 ミャンマー行きが急に決まったので、米国内のミャンマー大使館からビザを取得している時間がなかった。Visa on arrivalが使えるということなので、それを使って入国することにした。

 実は、Visa on arrivalに関しては、インドで昔、痛い目に会っている。
http://ameblo.jp/yoshikunpat/entry-10755681836.html

 そのときのトラウマを引きずりつつ、周到な準備をしたつもりだったのだが、やはり書類が足りなかった。とは言っても、私からすれば「そんなことウエブサイトの説明に書いてないヤン」ということになるのだが…
 同行したマレーシア人が、自らのVisa取得のために得て、PDFで自分のラップトップに記憶させてあったミャンマー政府発行の書類を使わせてもらって、なんとか窮地を逃れたのであるが、冷や汗モノだった。
 政府が安定していないミャンマーでは、条件がコロコロ変わるらしい。ASEANに属するマレーシア人にはついこの前までビザ免除だったらしいが、今は必要になったそうだ。





 知財関係の法律が現在存在しないミャンマー。来年には商標法などの法律が施行される、みたいなことを言われているのだが、ほんとにそうなるかどうかは予断をゆるさない。昨年には、今年から特許法が始まるんだ、と聞かされていた。しかし実際には、この記事http://www.mmtimes.com/index.php/business/7842-ip-laws-ahead-of-wto-target.htmlにあるように、

>Myanmar … …recently received an extension from the World Trade Organisation requirements to comply with the international standard agreement on Trade-Related Aspects of Intellectual Property Rights (TRIPS). The deadline was extended to 2021 in June from the previous date of July 1, 2013.

 長年安定して発展してきた先進国に住む者からすると唖然とするような状況であるが、郷に入れば郷に従うしかない、といったところか。


写真 Myanmar 1
知財業界で仕事スル-写真1


写真 Myanmar 2
知財業界で仕事スル-写真2

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