QUELLE2013【生中継】深海5000メートルへの挑戦 | 知財業界で仕事スル

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知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…


テーマ:
5000mの深海に白いエビ、熱水孔にびっしり
(2013年6月24日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130623-OYT1T00503.htm?from=ylist

>海洋研究開発機構は23日未明、水深約5000メートルのカリブ海海底で、煙突のような形をした高さ5~6メートルの熱水噴出孔に、長さ数センチの白いエビがびっしりと張り付いて動く様子などを、有人潜水調査船「しんかい6500」から生中継した。
>しんかい6500は日本時間の22日午後11時過ぎから潜航を開始し、23日午前1時過ぎに海底に到達した。映像はインターネットサイト「ニコニコ動画」で配信されたが、海上の支援母船「よこすか」への送信用光ファイバーが切れたため、海底からの中継は約1時間半で終わった。



ここでの最重要アイテムは、なんといっても“生中継”だろう。

有人潜水調査船「しんかい6500」が水深約5000メートルのカリブ海海底で調査する様をとらえた番組が、12時間近くにわたってニコニコ動画により“生中継”された。

このニコニコ動画は録画されており、今でも再生可能だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv139636921?ref=ser&zroute=search&keyword=%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%84


私は、残念ながら“生中継”による興奮は味わえなかったが、録画された映像を堪能させていただいた。12時間観続けるわけにはいかないので、飛ばし飛ばしの鑑賞にはなったのだが。

“生中継”を観ていないのだから“生中継”について語る資格はないのかもしれないけれども、これ、“生中継”で観ていたらさぞかし面白かっただろうと思う。

当然のことだが、“生中継”であれば、突然に何が出てくるか分からないし、どんなハプニングが起こるかもわからない。なにせ水深5,000メートルの海底でのことである。それが、生中継されるというのは、すごいことだと思う。今までであれば、水深5,000メートルでの冒険をナマで感じられるのは、極めて限られた専門家だけであった。それが、今や、間接的にではあるが誰でもが楽しめるようになった。まさしく、技術の進歩の勝利、と言ってよいだろう。


もうひとつ興味深かったのは、このニコニコ動画は、日・英・中の3言語対応となっていること。私は日本人だが、米国からアクセスしているので自動的に英語バージョンの画面が振り分けられた。もちろん、しんかい6500から送られてくる映像を含むプログラムの映像は同じである(したがって、皆さん日本語を話している)が、コメントは英語(および英語らしきもの)で入るようになっているのだ。

これだけみても、日本社会が急速に世界に開かれていっているのを感じることができる。この番組を動かしているのは、出演者も含めて皆さん日本人であるが、コメントでは英語によるコミュニケーションがバンバンやられている状態だった。英語でコメントを入れられれば、日本に居ながらにしても、あっという間に世界とつながることができる。


視聴者合計が約33万人、というのもスゴイ!ニコニコ動画のドワンゴがどのくらいの経済的支援をこのプロジェクトにしたのか知らないけれども、33万人の視聴者を獲得できる番組であるから、それなりのお金が研究組織側にわたったはずだ。私も有料会員であるから、私が支払っている毎月の会費も極めてわずかながら貢献したはずである。



日本の子供達、いや世界の子供達が、このニコニコ動画の番組をみて、科学技術に興味を持ち、明るい未来をもたらしてくれる人として育っていってくれることを期待したい。ニコニコ動画による、水深約5000メートルのカリブ海海底での冒険映像がもたらすプラスの効果は計り知れないものがあると思う。

このイベントのオフィシャルサイトはここ
http://www.jamstec.go.jp/quelle2013/quest3/



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