タダはいけない、福祉政策 | 知財業界で仕事スル

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知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…


テーマ:

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070603k0000m040109000c.html
救急患者医療費:未払い急増、10年で4倍…東京消防庁
毎日新聞 2007年6月3日


救急患者が支払わない医療費を代わりに補てんする東京消防庁の事業で、医療機関からの申請額が06年度は約2億6800万円に上った。そのうち、補てんしきれない額が1億円を超えるらしい。…公共福祉事業って、こんなのばっかりじゃないか!

「救急患者の未払いを恐れる病院側が受け入れを敬遠し、患者がたらい回しにされることがないように」というのがこの補填制度の趣旨だそうだ。しかしこのままでは、結局は良心的な納税者が間接的に負担していることになっている。これでよいのだろうか?

日本には、趣旨は美しいが、サービスを受ける側の義務がゼロに設定されていたり小さすぎたりして暴走(破綻)してしまうとしか思えない福祉制度が多すぎる。

未払い増加の原因としては、医療費を支払えない低所得者が増える一方、支払えるのに払わない患者の増加もあるらしい。
一見、支払えないのなら仕方ないが、支払えるのに支払わないのはケシカラン、と考えるのが正当のようだが、そうは単純にはいかない。所得が低くて払えないケースだけに不払いを認め補填すると、払える人々が不公平感を抱き「払えるのに払わない」という行動を引き起こす。

今年度から、救急搬送日の翌日以降、自力で通院した患者の不払い金の申請を対象から除外することにしたらしいが、こんなことをしても、ホンとは自力通院できるのに自力通院しない患者を増やすだけのように思う。これでは、医療費の増加を生むだけだろう。



私は、「累進課税」方式を採用するのがよいと思う。高所得者には自己負担率を高く設定し、低所得者には補填率を高く設定するのだ。補填率をいかに高く設定しても、決してタダにはしてはいけない。

支払い遅延には利子をつける。それでも払わなかったら…払わない人には借金地獄に入っていただく。サラ金で借金して、借金地獄に落ちるケースと区別する必要はまったくない。借金に貴賎なし!どんな経路で作った借金であれ、借金は借金。すべての借金を平等に扱うのである。

もう一つの案は、救急医療保険。国がやるのではない。民間の保険会社が、これを作って売る。車の保険の保険料が事故常習者には高くなるのと同じシステムを導入し、救急車使用常習者には保険金を高くする。

これで、どうだ!

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