韓日特許審査ハイウエー | 知財業界で仕事スル

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知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…


テーマ:

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061128AT3S2701127112006.html
日韓で特許審査迅速化、来年4月1日から (日経:06年11月28日)

 「特許審査ハイウエー」という制度を来春両国間で導入する。技術の調査データを保存するシステムを両国の当局間でオンライン接続し、審査データを互いに閲覧できるようにする。韓国で特許を取得したい日本企業は、日本への出願から1年以内に韓国当局に出願すれば優先して審査を受けられる。


とのこと、結構なことである。
審査結果相互利用から特許相互承認、そして韓日共通特許システムへと進んでいただきたい。「世界特許システム」の第一歩はここにあり、ということだと私はにらんでいる。米日間の構想には相当に無理がある。韓日間の方に脈があると思う。

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http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200611280043a.nwc
特許問題で日本と協力強化 FujiSankei Business i. 2006/11/28
 日本と中国は27日までに、特許審査、特許法制定などで協力を強化することで合意した。日本側は特許庁からの審査官派遣を増やしたり、特許関連のデータベースを提供したりして中国の審査能力向上を支援する。


こっちの方は、日本政府筋にはよほど頑張っていただかないと、日本側が損をするばかりの状態になりかねないと思う。

現状は、日本の特許審査の質は世界一。中国は、市場規模では負けてはいないし、「3極」は米中欧と言ってよい時代に入ってきていると思うが、審査の質では単なる「発展途上国」の域を出ていない。中国は日本から学びたいことが山ほどある状態のはず。この段階で、うまいディールを日本側が引き出す必要があると思う。
しかし、そういったのをミスるのが日本の外交というもの。この件では是非がんばっていただきたい。

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