オンライン授業も本格的に始まるようです。
そうなると、どんどん手書き文字の活用シーンは減ってきそうですね。
私もほどんどが手書きではなく、ウェブ会議で対面しながら仕事を進めたり
チャットやメールでのやりとりばかりになっています。
子どものうちは、「それでも学校での授業がノートをとるから」と、手書きが
当たり前となっていましたが、これからの時代は凄まじいスピードで変わります。
子どもたちは大人が考えるよりはるかにネットツールを使いこなしています。
そんな時代に、「文字をきれいに書きましょう」、「正しい筆記具の持ち方を
しましょう」というのは時代遅れなのでは、と思う方がいるのは当然だと思います。
しかし、ネットツールは万能ではありません。
人間が人間の手を使って何かを生み出していく。
自分の感覚と筋肉を使って創り出していく。
そういう活動が消えるはずはありません。
カメラができも、絵がなくなったわけではないですものね。
何万画素とカメラの質がよくなっていっても、人の心を打つ絵画も生まれる。
長くなりましたが、ここで言いたいのは、ネットでのコミュニケーションが多くなっても
手書き文字は必要だし、その手書き文字を使ってのやりとりには、活字では伝わらない
ことがたくさんあるということです。
自分で生み出すものは、少なからず自分の個性が入るし、なにかしら相手に
メッセージとして伝わります。
自分の伝えたいことが正しく伝わるように、感じよく伝わるように、
言葉の美しさと共に手書き文字も自分らしいと満足できるような文字を手に
入れましょう。