よしこ眼科クリニックのブログ

八王子みなみ野駅すぐ:よしこ眼科クリニック院長のブログ 目の病気の解説や季節の出来事をお届けします


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前回にひきつづき、涙の話です。


涙は目の表面をおおっている透明は膜のようなものです。


いわば外の世界との接点!レンズのような役目をしています。


人間などの哺乳類は、魚→両生類→爬虫類→鳥類→哺乳類と進化してきました。海から陸地にあがることで、皮膚は乾燥に耐えられるように変化しましたが、目は常に水分がないと機能できないままなのです。


もちろん瞼はありますが、瞼を開けた状態では涙が必要になったのです。





汗涙の構造は・・?


涙の膜は目の表面から油層、水/ムチン層、膜型ムチンという構造になっています。


このうち98%が水/ムチン層です。


膜型ムチンは、涙が流れ落ちないように目の表面に年粘着する糊(ノリ)の役目をしています。





汗涙が減ると・・・?


私たちの目は、瞼をあけたままにしたり、涙がへると角膜上に「ドライスポット」


という乾燥した部分が現れます。


普通はこうなる前に、まばたきをして目の表面を潤していますが、


涙の量が減ったり、質が変化したり、必要以上に蒸発すると


まばたきをしても、ドライスポットが残ったままに。


乾燥した状態が続くと、やがては角膜上皮が剥がれ落ちてしまいます。


こうなると、痛みや目のかすみを感じます。




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右上矢印黄色く染まっているところが、上皮が剥がれ落ちたところです。



汗ドライアイの検査って・・


眼科では、視力検査などの基本の検査のほかに





涙の量を調べるシルマー試験や


涙の質を調べるBUT検査をします。


シルマー試験は、5ミリ幅のろ紙を、下の瞼にのせて、5分間でどれくらいの量の涙が出ているかを測定します。





BUT検査は、まばたきして目を開いてから、


ムラのない均一な涙の膜が、ムラになるまでの時間を調べます。


この時間が5秒以下のときは


ドライアイが疑われます。





汗ドライアイの治療





1.点眼薬: 




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涙の成分である水分やムチンをだす点眼薬


目の表面の障害を治す点眼薬を使用すると


ほとんどの方は改善します。


ムチンをだす点眼薬が処方できるようになって、テレビ番組などの影響で患者さんが多く眼科を受診されるようになりました。


この点眼薬つづけて使用することで、かなりの方の症状や角膜表面の状態が改善していることを、私も日々実感しています。





2.涙の排出路をふさぐ液体コラーゲンやシリコンのプラグ、手術で涙の流出を防ぐという方法があります。





汗自分でできるドライアイ対策


テレビをみたり、本をよんだり、パソコンを使うなど


目を使うときには、意識してまばたきをしましょう。


家庭や職場では、加湿器の使用も効果的です。


エアコンの風を直接、顔に当てないように





飛行機の中はとくに乾燥します。


目薬を忘れずに、手元に置きときどき点眼しましょう。


コンタクトレンズの方は、眼鏡に変えておきましょう。





たばこの煙も影響があります。


他の人が吸っているときには、自分の顔に当たらないように注意しましょう。





では皆さま、ドライアイかしら・・と思うことがありましたら


早めに眼科を受診しましょう。




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