「呪術廻戦 in 花やしき」に行ってきました!
嘘です。まぁイベントは盛り上がっておりました。
私のお目当ては、園内端にあるビル建物内部が改装されて3つのアトラクションを含む、新たなエリア。 リリース
今回のリニューアルには元・ナンジャタウンの開発担当者(ナムコ所属)が立ち上げた企業「遊びフレンズ合同会社」が関わっており、それぞれの新アトラクションが何となく「ナンジャタウンっぽい」のは偶然ではないと思われます。
○リニューアルエリアへ
新しいエリアは上記の入園口とは反対側の退園口側、「ガシャポンのデパート」がある所の近くです。
ここの2階へ上がる階段~2階部分が「和のエリア」風になりました。
階段の踊り場にある時計は、今回のリニューアルに伴い終了したアトラクション「ゴーストの館」にあった物の再利用。階段脇には昭和初期の入園ゲートなど、結構貴重な写真が展示されています。
階段を上って見えてくるのが、今回の新アトラクションの1つ「お化け屋敷」。
・「お化け屋敷 ~江戸の肝試し~」
江戸時代に伝わる怪談をテーマにした純和風お化け屋敷、まぁ通路に時折一つ目小僧とかろくろ首とかが出てくる、オーソドックスな内容。あまりに古風というか純粋すぎて、逆に珍しいかもしれない。怖さ・完成度としてはまぁまぁな方。
なお、近くのトイレも(可愛らしい)お化け屋敷風の装飾になっています。中は普通の(綺麗な)トイレです。
・「摩訶不思議!? 君もスクープカメラマン」
スマホ型のカメラを持って園内に隠された看板を探し、妖怪を撮影してくるラリーアトラクション。看板を探せば機械的に写真撮影となるので"スタンプラリー"に近いですが、12箇所ある看板を制限時間内(20分だが説明を聞く時間も含まれるので実質17分ほど)に全部見つけるのは意外と難しい(私は8箇所しか見つけられなかった)。
終了後は、こんな感じで撮影した写真を使った新聞が見れます(印字はされない)。同じ看板でも違う妖怪が出てきたり、また出る確率の低いレア妖怪もいるらしいので、完成度は高く面白い(ゲーム性としては単調だけど)。
正面、左右、そして床の4面がスクリーンになって現在、そして過去の花やしきを観覧するシアターアトラクション。
これですね…、いや私が勝手に勘違いをしていたのですが、てっきり「(昭和時代などの)昔の花やしきの"写真や動画"が映像に使われている」シアターだと思っていたのですね。ところが、過去は過去でも「江戸時代」で、当然実際の写真とかではなく創作もの。それの何が面白
言ってしまうとストーリーや演出も薄く、そもそもで座席が動くわけでもなく映像を見るだけなので、正直イマイチです。
以上3つが、今回の新アトラクションになります。花やしき全体に言えることだけど、やはり「子供、家族連れ向け」ではあり、大人が刺激を求めて利用するものじゃ決してないです。
この遊園地こそ、私が今まで散々言ってきたように子供がもうちょっと大きくなったら家族で一緒に行きたい(行ける)場所かなぁ…。
アトラクション以外では、2階へ上がる階段のちょっと先に、「NAKED 花景色」という軽食屋もオープンしました。もちろん、NAKEDだけあってデジタルアートもあります。
まぁ、可もなく不可もなく…。
-完-
○おまけ
ここ数年、花やしきに行ったとしても夜間のイルミネーション営業やホラーイベントの時で、純粋に遊びに行くのは10年ぶりくらいでしたので、せっかくなので名物の「ローラーコースター」も乗りました。開園の10時台はすぐ乗れたけど、この遊園地一番人気なのかお昼前には20~30分待ちの行列ができてたかな。
前述のよう10年ぶりくらいに乗って思ったのが、新しい建物によってファーストドロップ~セカンドドロップの印象はだいぶ異なるものになってましたね。まるで路地裏をジェットコースターが走っている感じだ…。
今回のリニューアルで、「ビックリハウス」が昔の外観に復刻されていました。
あまり知られていないけど、花やしきのビックリハウスは何故か1995年頃?から(ディズニー映画)「ダンボ」がテーマで、映画序盤のシーン「子供たちがダンボにいたずらされて母親が怒って暴れて部屋が回る」設定だったんですよね。なので当初は母親象の鳴き声と団長の「止めろ~!」という声、そしてサーカス風の軽快なミュージックが流れていました。
その後上記の音声はカットされ、2000年頃に今回の改装前の童話「3匹の子豚」をモチーフにした外観になっています(これも当時園内全体で「各所で童話の世界を取り入れる」リニューアルの一環だったような)。
うん、やっぱり今度ここには子供を連れて、家族と一緒に来よう。
-終-