2021年5月19日にリニューアルオープンした「西武園ゆうえんち」の紹介も、これが最終回。時系列としては入園→「ゴジラ・ザ・ライド」→「レオランド」とその他のアトラクション(本稿)→「夕日の丘商店街」の順で回りました。

 

〇「レッツゴー!レオランド」

「ジャングル大帝」(正確にはタイトルに"レオ"はつかないらしい)をはじめとした、手塚治虫作品のキャラクターをテーマにしたエリア。ジャングル大帝は「西武ライオンズ」のマスコットキャラクターでもありますね。リニューアル前にあった「ハローキティ」のエリア及びアトラクションの装飾・演出を変更したものになっています。

 

この「アトムの月面旅行」は、いわゆるドラゴンコースターではありますが、駅舎の装飾及び発射時のスタッフの掛け声(みんなで拍手、拳をつきあげるなど)や走行中にBGMがあるなどして、しっかりと世界観を演出しています。

(まぁ、乗ると傍からはただのドラゴンコースターなんですけどね。)

 

こちらはエリアを1周する列車「レオとライヤの夕日列車」。列車は昨年2020年8月末で閉園した『としまえん』アトラクション「模型列車」の移設(リニューアル前にあった車両と入れ替え)。

 

いなくなったレオとライヤを探すというストーリー仕立てになっていて、4箇所ほど停車してパネルのキャラクターの話を聞きながら進んでいく構成になっています。そのため乗車時間が長く、何気に15~20分くらい乗っていたような気がします。

 

アトラクションの他には、トリックアートが撮れるパネル等がありました。

 

 

余談ですが、この「レッツゴー!レオランド」は昔『ウォーターシュート』という大型急流すべりのアトラクションの池の跡地で、奥の大階段が滑り落ちる傾斜の跡地のようです。

 

ニコニコ動画に貴重な当時の映像がありました。なお、オープンは1951年(!)で1992年に終了、その後「八景島シーパラダイス」に移設され1993年に稼働しましたがこちらでも2005年に終了。八景島では「スプラッシュート」と名前を変えて2010年より再オープンしましたが2019年に終了しています。

 

 

〇その他のアトラクション

その他にあるのは丘の上の「観覧車」や「バイキング」、「オクトパス」などリニューアル前からある続投されたアトラクション。各アトラクション、スタッフのマイクパフォーマンスやBGM等の演出があって、頑張って盛り上げている感は伝わってきました。

 

そして入場ゲートから見て園内の一番奥に、アトラクション「チャレンジトレイン」があります。こちらも「としまえん」からの移設で、ゲームのルールなどは基本的に変わっていないようです。

 

ここまで来るのも一苦労なほど離れていて、周辺には豊かな森が広がっています。よく「リニューアルで出来た商店街以外は、古臭い遊園地」と言われていますが、どちらかというと森の大自然の中にある遊園地というのがあっているのかも。

 

上の写真なんか、一瞬遊園地の中というのを忘れてしまいそうですからね。