今年2021年5月19日にリニューアルオープンした「西武園ゆうえんち」に、少々遅れながら行って参りました。

 

昭和レトロをテーマにした新エリアに園内のライブパフォーマンス、そしてゴジラをテーマにした大型アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」の導入と斬新な企画が話題になり、その一方で園内で利用できるのが専用通貨のみ(しかもあまった分の払い戻し不可)であることによる混乱や、飲食店舗のキャパシティの都合で休日は常時2~3時間待ちになっているなど、運用方法を疑問視する声が多く出ているなど、批判も多いパークになっています。

※(Webチケットを委託販売している)アソビューの口コミも批判的なコメントが多くみられ、ついには公式サイトにも「改善への取り組み」との記載がされているなど、公式に批判が多い事を認めている状況になっています。

 

〇開園前

自分が行った日は土曜日で、この日は10時開園でしたがその30分くらい前に到着。検温所及び当日券のチケット販売窓口は特に混雑しておらず、ゲートの開園待ちもこんな感じ(左は当日券、右はWebチケット)で各列15人程度でした。

 

しかし、開園10分前になると一気に人が増え検温所も行列に。

上は帰りがけの11時30分頃の様子ですが、ゲートは混雑していなかったものの当日券の販売所は大混雑でした。

よって、開園待ちして入場したい場合は開園の30分前くらいに到着してゲートに並ぶ、開園した後に行く場合は「絶対にWebチケットを購入して」行くと、スムーズだと思います。

 

前述のよう、園内では専用通貨しか使えなく、当初はそれが混乱(園内の通貨販売所は大混雑するなど)を招いた事から、チケット購入時にこのような冊子を渡す(ご丁寧に利用商品のモデルケースまである)、また開園待ち列ではスタッフが声掛けして通貨の販売をその場で行っている、園内の通貨販売所も場所を増やす等して対応しているようでした。

 

ただし、「当日使い切らない分は払い戻しできない」という問題点は解決されていません。

※払い戻し不可の理由は園内でたくさん利用して貰うためというのもありますが、通貨を持ち帰って偽造(コピー)されて使われるのを防ぐためという理由もあるそうです。この専用通貨は運用方法や取り扱いを決めるのに難航し、専用通貨絡みの調整に1年費やしたとのことなので、苦肉の策なのかもしれません。

 

 

〇開園→「ゴジラ・ザ・ライド」へ

開園時間の10時ぴったりに開園。特に放送やパフォーマンス等はなくスタッフが入場手続きを開始するだけであった。

 

入場したらまずは入って左手の丘の上にある、今回導入された新アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」に向かう。自分以外にも、来園者の殆どは「ゴジラ」に向かっていました。恐らくこの日の2回目の上映会に入れ、15分くらい待って乗車。プレショー及び本編もそこそこ時間がかかるため、出てきたのが10時40分くらいでした。

 

アトラクションについてはこちらにまとめています。ディズニーやUSJのアトラクションにも負けない、非常にハイクオリティなもので、そしてスリル満点でありました。

 →「ゴジラ・ザ・ライド」(西武園ゆうえんち)

 

ゴジラのあと、園内の導線的に「夕日の丘商店街」ではなく「レッツゴー・レオランド」へ向い、いくつかアトラクションへ乗車。その後「観覧車」や「バイキング」などの元からあるアトラクションも利用しました。それについては以下にまとめます。

 →「レッツゴー・レオランド」(西武園ゆうえんち)

 

 

〇「夕日の丘商店街」(昭和の街並み)

お待たせの昭和の街並みを再現した商店街。今回のリニューアルの大目玉。写真や動画(テレビ放映など)で見たときはセット感満載でショボク感じたが、実際に見てみると確かによく作りこまれていて没入感はあった(セット感は否めないけど)。

 

そんなに広いスペースではないのですが、歩いているだけでも楽しい。

メンチカツや団子、かき氷などが実際に売っていて食べられるのも、昭和を感じる。

 

ライブパフォーマンスは、「八百屋でのたたき売り」に遭遇。毎日12時頃と15時頃に、警察と泥棒のパフォーマンスやパレードみたいなものを実施しているようです。

 

 

そして噂通り、商店街に2つある飲食店(レストラン)は大混雑でした。11時15分頃で2つとも1時間30分~2時間待ち。

 

ここまで長い待ち時間になる理由は混雑というより、設計ミスを疑うレベルで店内が狭く・座席数が少ないためキャパシティが絶対的に不足しているのが原因なので、これらレストランを利用したい場合は平日に来るか、開園直後にお店へ向かった方がいいと思います。

 

 

〇所感

リニューアルで追加された「昭和の街並み」の没入感、パフォーマンスは素晴らしいです。USJをV字回復させた関係者が設立した「株式会社刀」が手掛けたという事もあって、一言でいうと「USJレベルの造形、パフォーマンス、そしてスタッフ教育」が備わっていると言えます。よく「この商店街以外は、昔の古い西武園のまんま」と言われていますが(確かにその通りではありますが)、商店街以外の部分も造形演出やBGM、マイクパフォーマンス等の導入で盛り上げようとする感じが見え、まぁ頑張っているのかと。

 

ただし、(リニューアルで登場した)内容自体は少なく、全体でみても定価(大人)4,400円するパークにしては見どころが少ないというのは確か。専用通貨もそれ自体は良いとしても、運用の諸問題が未解決であったり前述のよう設計ミスレベルのキャパシティ設定、そしてトイレ等の設備関係の衛生管理は不十分と、詰めの甘さが垣間見られます。

 

リニューアルによる集客効果は、これでは半年持てば良い方でしょう。もしかしたら今年の夏休みまでが限界かもしれない。USJのようにシーズン毎にイベントを実施したり(秋のハロウィンではホラーナイトとか・・・?)、また空いているスペースが結構あるのでそこに新規アトラクションを設置していくなど、短いサイクルで定期的に新要素導入を行って話題を絶やさないようにする、そんな計画もしているかもしれません。

 

施設追加等で内容が充実して運用も改善されれば、「遊園地」の中では頭一つ飛び抜けた"超・優良パーク"になり得る、そんなポテンシャルはあると思います。

 

 

〇余談「車での来園について」

・西武園ゆうえんちの駐車場は、自分の車のナンバープレートを入力して(入場時にAIカメラ?で車ナンバーが記録されている)、パーク入場前に支払う仕組み。開園時間直前など、時間帯によってはこの清算機が混雑するようです(自分の車のナンバーを覚えていなくて戸惑う人も多くみられた)。ちなみに料金は1800円。

 

・車の場合、多くの方は「所沢インター」で降りて、パークへ向かうと思われますが、インターから西武園ゆうえんちまでは10kmくらいは離れていて、しかも国道は渋滞しやすく、駅前で踏切もあるなど狭くて走りにくい(そして渋滞もする)道が多くて、想像以上に時間がかかります。時間計算は余裕をもって計画することをおすすめします。