美しい家の源 | ★若手 棟梁大工の建築裏日記★   

美しい家の源

 

皆さま おはようございます。

取引先の製材屋さんへ

仕入れ&見学に行ってきたyoshikiです(^^)

 

 

 

この製材屋さんは、拠点が那賀川町で、県産杉をだけを取り扱っていて、

弊社でメインに使っている、厚み3cm×巾18cmの無垢の床材や

厚み1.2cm×巾14.5cmの無垢の壁材材も、

こちらで製作して頂いています。

 

 

こちらに野積みされているの沢山の杉の丸太が、

床材や壁材で使う原木です。

 

 

 

ざっと年輪を数えてみる、樹齢およそ60年!

一枚の床材を作れる原木に成長する為には、

長い年月が必要なのですね!

 

是非、お施主様には愛着を持って大切に使って頂きたいですし、

貴重な材料であることは、しっかりとお伝えせねばと感じました(;^_^A

 

 

 

それにしても広い敷地には、製品になる前の材料が

ずらりと野積みされていて、気持ちが良いです(^^)

 

 

こちらは、先ほどの杉の原木を、帯鋸で曳き割り、床材と壁材を

あら取りした材料になります!

 

 

 

 

一枚一枚丁寧に、桟木を挟んで天日干しを行います!

天然乾燥です(^^)

 

こうやって、数週間かけて、

材料中の含水率を徐々に下げていきます!

 

人工乾燥も合わせてやっているそうで、

自社で装備整え、人工乾燥の場合でも、急激に乾燥を行わずに、

2週間程度の時間を掛けて、低温でゆっくりと乾かしていくそうです!

そうすると、色合いの美しさを保ったまま乾燥出来るそうです(^^)

 

モノづくりの源には

想像以上の年月や、いろんな工夫が詰まっていて、

沢山の人が関わり作り上げた結晶が、美しい家づくりにつながっていると

改めて感じる一日となりました(^^)

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく