きよの漫画考察日記2290 キャプテン翼ROAD TO 2002第3巻 | きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...


サッカー

さてまずはこんなシーンから。
何故に突然鉄拳が?

さてROAD TO 2002第3巻の主役日向小次郎がついにここでデビューします。
スタディオ・デッレ・アルピ!
ユヴェントスのホームスタジアムでしたが…まぁ評判の悪いスタジアムだったのですぐに取り壊されてしまいました。最大の理由は陸上競技場なんです、陸士のトラックが併設されているスタジアムは観戦しづらいんです。俺が住んでるとこから一番近いスタジアムは川崎フロンターレの等々力競技場なんですけどね、やはり等々力もトラックが邪魔で見えづらいんですよね…

そんな日向のデビュー戦に駆けつけた面々。明和FCの吉良耕三監督、東邦学園の北詰誠監督、全日本ユースの賀茂港監督、東邦学園スカウトの松本香、そして立ち位置のよく分からない片桐宗政さんの姿が見えます(笑)この人、いったいどういう立場なんだろうなぁ?

そんなわけで日向の開幕戦の相手はパルマ
この時代は兎にも角にもセリエAに勢いがあった時代でね、元々強かったユヴェントス・ミラン・インテル・ローマに加えてラツィオ・パルマ・フィオレンティーナが急激に台頭してきた時代です。中田ヒデがペルージャに在籍していた時期でもありますからね、我々日本人も馴染みが深いところですよね。それだけにカルチョスキャンダルの発覚が残念なところですよね…

さてまずは日向のチームメイトから。ゼダン!
こんなのはもう説明する必要もないでしょう、この選手がモデルです。
ジネディーヌ・ジダン!
サッカーの歴史上最高の選手がジダンなのかどうかの議論はさておき、サッカー選手が夢見るタイトルをジダンほど手に入れた人は存在しないでしょう。W杯、ユーロ、チャンピオンズリーグ、そしてバロンドール、この全てを手に入れている選手なんてなかなかいないもんなぁ…
つーわけで久々にジダンのプレーでも見ときましょうか。

鋼のように強靭な足腰でキレのある動き、それなのにボールタッチは羽根のように柔らかいんだよなぁ…

さらにこの選手。
ダビィ!
こんな特徴的な見た目の選手はこの人しかいません。
エドガー・ダーヴィッツ!
決してファッションでゴーグルをしているわけではなく、緑内障を発症してしまったからです。それでもなお戦い続けたダーヴィッツの闘志はその後も様々な選手に引き継がれておるよね…

さて対戦するパルマは名DF揃い、まずは…カンナバル!
言わずもがな、モデルはこの選手です。
ファビオ・カンナバーロ!
DFの選手でバロンドールを獲得したのは歴史上3人だけ。ベッケンバウアー、マティアスザマー、そしてカンナバーロ。まぁカンナバーロがバロンドールを獲得できたのは自身がキャプテンとして優勝した2006ドイツW杯の影響が強いですけどね…

ちなみにカンナバーロがバロンドールを獲得した年の得票数2位の選手がこちら。ブッオン!
これまた説明不要、モデルはこのGKです。
ジャンルイジ・ブッフォン!
何がすごいかというとブッフォンは未だ現役だという点です。それもパリ・サンジェルマンでバリバリやってますからね、40代でまだやれるというのは正直凄まじい事だという事は自分が40代になった今だからこそよーく分かります。

そして日向のデビュー戦に立ちはだかるのがこの選手。トラム!
モデルはもちろんこの名DFです。
リリアン・テュラム!
フランス代表142キャップは歴代1位。イタリアとフランスっていうのは日韓のようなサッカーにおけるライバル関係にあるわけですが、セリエAでのブッフォン・カンナバーロ・テュラムの守備陣はまさに完璧でした。まぁこの3人は後にパルマからユヴェントスに移籍しますからね、つまりは日向のチームメイトになるということです。

そんなトラム、空中戦で日向からボールを奪った後…
「サッカーは格闘技だ」というのは高橋陽一の有名な言葉ですが、やはりサッカーは球技だと思います(笑)

つーわけで打つ手のなくなった日向はここで雷獣シュートを解禁!
一度は雷獣シュートを腹に食らって吹き飛ばされたトラムでしたが…
巨漢バルカンをも吹き飛ばした雷獣シュートだったんですが、もはや通用しないという事です。こーなると次の必殺シュートをさっさと身に付けるのが日向の急務ですね、モタモタしてると新田みたいなFWになっちゃいますよ(笑)

つーわけで日向の初戦は無得点で途中交代。
まぁそんな簡単にヨーロッパで活躍できちゃ盛り上がりませんからね。ただシュナイダー辺りはバイエルンで大活躍してますからね、日向のレベルが全く届かないわけではないはずなんですけどね…