石巻・大川小学校 塗り替えられる「空白の51分」Vol 1 | 最高の再興へさぁ行こう cocoro通信

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石巻を中心に被災地支援活動をする cocoroのブログ。
髪を切ったり ライブしたり 物資支援したり 酒飲んだり 様々な偶然と縁で突き進み 夢はボランティアとしてではなく ただの酒好きドンチャン騒ぎ好きのバカとして 石巻の人たちと酒を飲むこと!

結果は悲劇だけど

おそらくどの先生も大人たちも

子供を見殺しにしようとはしていないし

多分必死だったと思う。

佐藤さんもそう信じたいと仰っていた。

でも・・

悲劇に「なって」しまった。

悲劇に「して」しまった。

悲劇に「なるべくしてなって」しまった。

そして 悲劇を

もっと大きな悲劇にしてしまった



子供たちは嘔吐していた子もいたそうだ

泣いていた子もいたそうだ

「ここにいたら死ぬ!」

「山に逃げよう!!」

叫ぶ子供たちもいた。

子供を引き取りに来た親御さん

避難中の地元の人

市の広報車

待機してたスクールバスの運転手さん・・

誰もが

「逃げよう!!」

「逃げて!!」

と言っていたそうだ。

でも 動かなかった。。。

なぜか??

そこを紐解こうとしているのが

小さな命の意味を考える会の佐藤さん達です。
http://311chiisanainochi.org/wp/


そこを紐解くときに 

大切なのは

向き合う事。

事実を包み隠さずに

同じテーブルに座り

共有して 検証して

話し合う事。


まずは

子どもを救う方法は十分あった。
 
を 紐解いていきます。


体育館脇の山は傾斜が緩く,

低学年でも登れます

僕もここは登りました。

登ってからの景色が。。


 



 

ここの立っている場所はセーフティーゾーンです。

登った時 最近の雨でぬかるんでいましたが

大人の足ですが、津波からの

登り口からセーフティーゾーンまで

1分かかりません。

急坂と言えば急ですが

幼児でも登れる勾配です。


登り口です。

 


わかるかな?このくらいの傾斜です。

ここは以前

シイタケ栽培の授業があり

体育館裏で子供たちの

なじみの場所で

「裏山が急で登れなかった」の

根拠の裏山は

 
 
ここです。

シイタケ栽培の場所のすぐ隣です。

僕もはじめて訪れた去年

これは無理だ。。とおもいました。

でも 今回のお話の中

子供たちは以前から授業で先生と この山を登っています。

それも もっも急そうな場所に竹林があるんだけど

その竹を掴み よじ登ったそうです。

さらに

当時の校長先生は写真が趣味のようで

この山にのぼり

学校を何枚も写真を撮っています。


つまり 

すべての人間が

ここは登れる!

と知っていたのです。

そうです 最大の疑問は

この山になぜ登らせなかったのか??

校舎から走り出した時 

山に走った子供もいると聞きます。

A教諭は

「山に逃げるからな」と

言ったそうです。

でも 校庭に整列。

ここは 納得できます。

点呼や逃げ漏れのないことの

確認作業は

大切です。

でも そこから動かなかった。。。

何故??

それは。。


ここから

検証や教育委員会の校長の


嘘が

塗り替えが

始まります。。。