国を守ること

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こんばんは。
今月28日より通常国会が開会し、同日安倍内閣総理大臣の所信表明演説が行われ、本日はそれに関し、民主党、自民党、日本維新の会の代表質問が行われました。

社会保証と税の一体改革や、教育行政改革、経済金融、憲法改正など多岐に渡る質問が出たわけですが、近隣諸国との間で緊張が益す尖閣諸島などの領土領海をいかにして守っていくかという質問もありました。
総理の答弁は、我が国固有の領土であるからして領土問題は存在しないとの回答でした。

全くもってその通りで、ご承知のように今、問題とされつつある領土は、歴史的にも国際法的にも我が国の領土であることは間違いのない事実です。
その上でいかにそれを主張し、摩擦を起こさせない体制を敷いていくかが問われます。

それに関連した私見を書きます。

これらの他国からの、理不尽な圧力を受け最近では、私と同世代の方々の愛国心が高まってきているとも言われています。

そもそも国を思う心を持つことは至極当然であるべきですから、驚くことでもないと思うのですが、少し違和感も感じます。

愛国心の高まりが評価される一方で、家族のコミュニケーションや地域社会の結びつきが希薄になってきているとも言われます。

本来、この二つは同時に高まりをみせるものであると考えます。

例えば、若い世代の方が「領土で摩擦が起きる諸外国のはもっと気然とした対応をとるべきだ!」と主張する一方で、親とはあまり会話をしない、身近な事には興味がない。

こういったような現象がもしあるとするならば、それは本当の愛国心ではないと思います。

本来、家族を守るため、故郷を守るため、その延長線上に国を守るという強い意識がなくてはならないはずです。

殴られたら殴り返す...ときに外交とはそういった事になることもあるでしょう。
しかし、なんの為に殴り返すのかがぼやけていてはいけない。
この国に何かあったとき、湧き出る怒りの感情だけを愛国心にしてしまってはいけないのでは?

鹿児島県知覧の大東亜戦争当時の特攻隊の兵舎の遺書を見る限り、敵国憎しとだけ書かれている遺書はほとんどありません。
多くは、親のため、子のため、郷土のためとの思いを綴ってあります。



今日、国を憂いている全ての若い方の全てがそうだとは思いませんが、身近な人や、肉親への想いなくしての外交上の怒りの感情ならばそれは長くは続きません。

我が自民党は保守政党として、真の国を想う気持ちを育める国づくりをしていくべきであると考えます。