パリの前日は憂鬱になる。 | itu' (イトゥ)のブログ

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パリから世界圧倒するアーティスト兼ビジネスコンサルタント、イトゥの節操ないけどアリなブログ

 

こんばんは。

超ひさしぶりのブログ更新です。

 

いまは日本時間、夜中の3時30分。

明日からパリ。

 

東京とパリの往復生活をはじめてから、

早2年を過ぎました。

 

計30回は往復してますが、

移動前日になると、いまだにある症状が出ます。

 

 

「強大な不安」

 

 

ほんの数時間前まで、

「体がおかしくなっちゃうんじゃないか?」

と思うほどの不安がやってきます。

 

 

これは、パリ出発前はもちろん、

パリから東京に出発する前日も同じ症状がでます。

いまだに正体は不明ですが、なんとなく、心当たりがあるような無いような。

 

・漠然とした期待

・理想と現実のギャップ

・気負い

・運にすがりたくなる弱さ

・現時点での能力

・まだ弱い忍耐力

・覚悟

 

などなど、いろんな要因でそうなるのかな。

まだ、できることがあるのに、やりきれていない、

という嫌悪感かもしれません。

 

この不安感から逃避したくなることもあるけど、

それをしては、意味が無い。

寄り添うことが大事。

 

しっかり寄り添うと、ふとした瞬間に、

このトンネルを抜ける光が差してくることがあります。

トンネルを抜けると、腹がすわります。

 

 

こういう時、自己嫌悪になるのは実は簡単。

とにかく弱い部分を攻めるだけですからね。

これも意味の無い行為。

 

トンネルを抜けるぞ、という意図をもたないと、

せっかく襲ってきてくれた不安のメリットを享受できないですから。

 

 

パリも東京も

やりたいこと、チャンス、機会、

課題、問題点、発見できていない地雷、やるべきこと、

が存在してます。

 

 

もし、東京だけで生活していたら、

年に数回かな、この症状があらわれるのは。

いまは東京とパリを毎月往復するので、

最低でも2回は、この症状がやってくる。

 

さっき、外でiqosを吸いながら、ふと上を向いたとき、

「この2年間、途切れることなく毎月往復できている、ということにも、

一定の納得はしてもいいかな」と、思う。

 

 

今回のトンネルは抜けた。かな。

 

 

さて、今回のパリでは何が起きるのか?

やるべきことは、明確。

ただ、現地に着くと、そのプランが崩れることもある。

そしたら、作り直せばいいだけ。

何個でも、何回でも作り直してやればいいだけ。

 

あとは、強く深いイメージを持つことと、実行力、そして忍耐力だな。

もっと、魂を削るチャレンジもしないとダメだ。

いまはまだエネルギーを消費させているだけ。

魂を削らないと、素晴らしい仕事にはならない。

 

 

魂を削る。

 

 

遅まきながら昨日観た映画「シンゴジラ」で、それを痛感しました。

魂を削り取って作られたあの映画には、圧倒的な迫力と美しさ、

そして、生きるエネルギーを感じました。

 

 

ジャンルは違うけど、ああいう仕事をしよう。

仕事は楽しいことばかりじゃないけど、ああいう仕事に触れると、

「仕事って素晴らしいな」と思う。

 

 

目の前にできる仕事(機会)があるのだから、

そこにぶつかる。

 

 

 

仕事って最高!

では、行ってきます。