とろけた
久しぶりにとろけた
おかなの上に乗ってきた彼女はとてもあたたかくて
もう軽々抱っこできる重さではないけど
なんだかその重みが心地よくて
あーずっとこうしていられる
その体勢になったからだけど
彼女を膝にのせ
左手に抱えながら
右手でご飯を食べていた頃のことが
バババババって....出てきて
あー大きくなったなって
赤ちゃんの時のことで謝りたいことがあって、
今日3歳の彼女に
赤ちゃんの時のことを謝った。
ごめんねって言ったら、
彼女は赤ちゃんになった。
私のお腹の上で赤ちゃんになった
あたかかくて、あたたかくて
とろけた
ずっとそうしていたかった
スイートな時だった
ふたりはひとつだった
気づきがある時、
これまでは自分の母親との関係における気づき
ばかりだった。
今回、娘とのことがでてきて、
そして、それを謝りたいと思ったんだ。
で、謝ってみた。
ごめんねって言ってみた。
その出来事はなくならない。
赤ちゃんだった彼女が受けた深い悲しみ、虚しさ、怒りもあるだろうか、
それらはどこかにあるだろうし、
それによって信念が形成されているだろうと思う。
でも、よかった。
謝れてよかった。
彼女の信念形成に私は日々影響しているでしょうけども、
それはそれで彼女の人生ということで......
やっぱり人間って本当に尊い
悪い人として生まれてきた人は誰もいない
何かの出来事があって
何かの傷があって
そうなってしまうことがあるかもしれないけども
存在は美しい
存在が存在のままで在れる
やっぱりその世界がみたいし、つくりたいし、何より体現したい
ナマステ