この時期はヒマなので、みんなで山菜採りに出かけた。

 

一時期は植物屋だった僕も、山菜採りはあまりやったことがなかったので、凄く勉強になった。ワラビやゼンマイの芽だしの姿なんか、とっくに忘れていた。

同時に生活を勉強の場にしない植木職人に未来はねえなと改めて思った。

 

しかしそう考えると最近の僕は生活を植物の勉強に充ててはいないことに気づき、反省。反省ついでにやっぱ勉強をする環境も必要だなと思い直し、反省。ずっと勉強は個人的にするものだという考えだったし、今も基本的にはそうだけどね。

 

そう考えると、今回の山菜採りは必ず職人の血となるので、むしろ時間を作ってでもやるべきものだった。ヒマを怖がってばかりじゃ見失うものがある。俯瞰的な見方と未来に期待する事を忘れていたのかもしれない。

 

若い奴、植木屋やんなよ!