発達障害の壁を乗り越えて東京大学へ!受験のヒントと心療内科医のサポート
今日のテーマは「発達障害の壁を乗り越えて東京大学へ!受験のヒントと心療内科医のサポート」です。
発達障害のお子さんをお持ちのご家庭では、受験に対して特に心配になっている親御さんが多いと思います。
中には、発達障害を理由に、高い偏差値の大学への挑戦を諦めてしまうケースも多いのですが、これはとてももったいないことです。
私の心療内科クリニックでは、発達障害のお子さんの受験のサポートに力を入れています。
その中で感じるのは、受験勉強の環境を整え、おひとりおひとりが持っている脳の機能に合った方法で勉強を行うと、一般の受験生よりも能力が開花しやすく、入試で高得点を取ることも少なくないということです。
実際、私のクリニックには、発達障害が原因で二次的にうつ症状を発症した受験生を治療し、東京大学をはじめ、難関大学などに合格した例が多くあります。
ただし、もちろん、発達障害があるから東大に合格できたわけではありません。
ご本人とご家族の並々ならぬ努力と、脳医学的に適切な対策をとった結果、合格を果たしたのです。
発達障害を持つ受験生が志望校に合格するためには、早めの準備が大切です。
一般的には高校三年生から受験勉強を開始する方が多いですが、発達障害の方は高校二年生からの勉強をおすすめします。
その理由は、勉強のペースを掴むのに通常よりも時間がかかるからです。
世間一般の受験勉強の常識を鵜呑みにして実践しても、発達障害のお子さんにはうまくいかないことが多いです。
効率的な勉強方法を見つけるのに時間がかかるため、受験勉強を始める際には余裕を持つことが必要です。
また、高校三年生や浪人生の方は、過去問中心の勉強をお勧めします。
入試問題を解くことは、出題者の設定した秩序に自分の脳を合わせる作業です。
この秩序への適応が、発達障害の方には難しいことが多く、学力があっても入試を突破できないことがあります。
そのため、過去問対策には通常の受験生の2倍以上の時間をかけることをお勧めします。
このように、出題者が設定した入試問題の秩序と、発達障害を持つ受験生の脳の特性をしっかりと結びつけることが大切です。
これにより、入試の本番で通常の受験生以上のパフォーマンスを発揮することが期待できます。
発達障害の受験については、私のクリニックのホームページ「発達障害の受験生!脳医学を応用した勉強法「受験うつ」を克服し、合格を勝ち取る対策とは?」で詳しく解説しています。
ぜひ、ご一読ください。
詳しい解説を読む⇒ 本郷赤門前クリニック ホームページ