クライミング競技で頭が良くなる理由とは?【受験の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

クライミング競技で頭が良くなる理由とは?【受験の心療内科】

(写真は2019年ワールドカップ・シャモニ大会での森選手)

 

クライミング競技のリード・ジャパンカップは、昨日、決勝が行われ、女子は17歳の森秋彩(もりあい)選手が、感動的な粘りを見せて優勝しました。

 

なぜ、受験勉強をテーマとしたこのブログで扱うかと言うと、クライミング競技が頭を良くする効果を持ち、さらに受験うつの運動療法にも理想的な条件がそろっている可能性があるからです。

 

現在、私は、①子供の頭脳を育てる、②受験うつの運動療法・・・、この2つの側面から、クライミング競技をどのように活用したら良いのか、その方法を探る研究会の主宰を務めています。

 

 

①の頭を良くするということについては、3D空間で思考力を使いながら筋力を出し切るという点がとても効果的で、この分野の研究論文を収集し、そのデータをクライミングのトレーニングに具体的に、どう実装していったらいいのか、検討を進めています。

 

②の運動療法については、現時点では「ディスチミア親和型うつ」の一部のタイプの方にとても効果的だというデータが出ているだけで、すべての受験うつに有効だというわけではないので、早合点しないでくださいね。

 

特に、磁気刺激治療のような直接に脳に作用を与えて強力に回復させる方法と比べると、運動療法の効果ははるかに及ばず、運動だけですべてが解決するといった過剰な期待を持つのは危険です。

 

ただ、受験や教育にクライミングが大きな可能性を秘めているのは確かで、クライミングジムを開設していいて興味のある方は、ぜひ、私のクリニックにご連絡ください。

(   info@akamon-clinic.com   )

 

 

このような経緯もあり、クライミング競技の主だった大会は、ネットで中継されていたら、必ず、観戦するようにしていますが、昨日の森秋彩選手のトライは、仕事抜きで、純粋に感動を与えてくれるものでした。

 

女王・野口啓代選手を除き、誰もが超えられなかった最難関ポイントで、何度も何度も落ちそうになりながら、1分間以上も必死に喰らいつき、残り時間ギリギリのところで指を三本かけて乗り超えて、最後の数秒で野口選手が落ちたポイントも超えて優勝。

 

私は、感動して涙が止まりませんでした。

 

 

将来、クライミング競技を利用した受験うつの運動療法が完成したら、患者さんに、真っ先にこのビデオを見ていただこうと思っています。

 

頭を良くしてくれるという脳科学とはまったく別の次元で、昨日の森秋彩選手のトライは、受験生にも大きな教訓を与えてくれると思うからです。

 

① 常識的には逆転が不可能な困難であっても諦めない

 

② 最後の1秒まで努力を続ける

 

③ 先に進めなければ、いったん、立ち戻る勇気を持つ

(クライミングは壁を登る高度を競う競技ですが、森秋彩選手は、残り時間が少ない中で、いったん下に戻って体制を整えたからこそ、再チャレンジで乗り越えられましたが、これは受験にも通じることです。)

 

 

クライミングで脳機能を高める方法について、研究会で進捗があれば、また、このブログでご紹介します!!

 

 

運動で受験うつを予防する方法については、こちらの動画をご覧ください!

 

【受験生必見】コロナ&受験うつを解消する運動法ベスト3!

 

 

森秋彩選手のように、いつまでも頑張れるメンタルを取り戻すには、こちらの動画がおすすめです。

 

【受験生必見】受験燃え尽き症候群から回復する3つの方法!

 

 

 

 

昨日、アップしていただいたのは、こちら!

 

【受験生必見】脳を受験モードにする裏技!

・勉強できる部屋の条件

・勉強できるカーテン

・合格できる未来日記

 

 

バックナンバーは以下です。

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こちらも、新年度に行いたい合格するための裏技です!

 

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