桜の写真を撮ったのですが、どうも納得がいかない。

帰国してから、ふとした瞬間の写真を撮る暇がなかなかなく、たまに撮っても人物だったり微妙な光具合だったりと、一向にブログの筆が進みそうな写真が撮れません。

春はたくさんの生命が息吹いて、いい写真を撮るには絶好の季節なはずなのに!
それだけ、視野がキュッとなってしまって、一瞬を切り取る余裕がないのかも、しれませんね。


というわけで、考えました。
著作権やプライバシーに触れなければ、自分が撮った写真でなくともたまにはいいじゃない。

今日は普段の私の視野からは離れて、
知り合いからいただいた一枚の写真を拝借しちゃいます。

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メジロ

帰国してから何度も出会うことができています。

そういえばスロベニアにはメジロはいなかったな…
と思い調べてみたら、
メジロは日本を中心に東アジアで生息しているのですね。
英名は、“Japanese White-eye”
日本の白い目、かぁ。
メジロはとっても好きな鳥のひとつなので、英名にJapaneseが付いているとは、なんだか嬉しくもあります。

ちなみにこの写真は、一年前の今頃に送っていただいたもの。
みかんを前にキョトンとした、なんともいえない物言いたげな表情がかわいくてとっても気に入っています。
Kさん、Jさん、お写真をここでお借りしますね。



さて、話はぐんと飛びます。

このブログでも度々(熱く)宣伝をして参りました演劇のユニット マキーフン。

  ※マキーフンについての過去の記事はこちらです…  

今年の一月に第一弾公演を無事に終えたマキーフンの舞台『胎内』が、老舗の演劇雑誌である『テアトロ』の今月号(4月号)で、巻頭のコーナーである今月のベスト3の作品に選ばれたそうです。

じゃじゃん!
栄えある写真付きでございます。

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この報せを聞いたときには、私、第三者のくせに、込み上げてくるものがありました。

数ある舞台の中、立ち上げた第一回目の〈始動〉の舞台がこの場所に選ばれることにはとても意味があります。
立派です。
そして嬉しいです。

私は引き続き、長い目でみてのマキーフンの活動と女優・藤井咲有里の活動を応援して参りますので、今後ももしかするとブログでご紹介することがあるかもしれません。

『胎内』を観に行って感想を下さった皆様はどうか引き続き、
そしてなかなか機会が無いよという方は、いつか、どこかの機会で、もしも興味に触れることがありましたら…と願っています。

ちなみに、『テアトロ』4月号は現在発売中です。
大型書店などでは、演劇や映画のコーナー付近に置いてあることが多いです。
興味のある方は、ぜひお手に取って見てくださいね!




帰国してから少し経ちますが、溜まっていたあれやこれやに手をつけるうちにあっという間に日が過ぎております。

三月も残り一日。
明日からは新年度のはじまり。

そんな中、一年ぶりの日本で久しぶりに味わうものや改めて気づかされることがいっぱい押し寄せてきています。


久しぶりの畳のにおいにホッとしたり、
モンブランの繊細な味に頬がにやけたり、
口に含んだ筍が美味しすぎて倒れかけたり。

日本の洗濯機が早くて臭わないことに感動したり
トイレの便座のあたたかさに幸せを感じたり、
ティッシュやトイレットのペーパーが驚くほどやわらかいので誰かにわざわざ知らせたくなったり。

制服姿の学生さんたちが眩しかったり、
カフェに座っていると周りの言葉を全て理解できることにびっくりしたり、
電車のアナウンスが繰り返し親切なことになぜかジンときたり。

私がスロベニアに行く前にはここにいなかった赤ちゃんが誕生していたり、
その赤ちゃんが笑ってお喋りをはじめていたり、
幼稚園だった子がぴかぴかランドセルを背負って見せてくれたり。

お世話になった方がまた一人旅立たれたり、
祖父のお墓にやっと挨拶に行けたり…

うれしいもかなしいもいっぱい、いろいろです。


桜はまもなく満開。


みなさま、
今日もどうかよい一日を桜


2016.3.31   よしだより