私は、学生時代からボランティアに携わり、地方公務員を経て、自らNPOを設立し、環境問題や国際交流に長く、取り組んできました。しかしながら、NPO活動に深く、取り組めば取り組むほど、様々な壁につきあたりました。
そんな中、光を与えてくれたのが、橋下代表率いる日本の維新の会でした。私は、日本維新の会の公認を頂き、今回の参議院選挙に立候補する予定で準備を進めて参りました。
しかしながら、橋下代表の慰安婦発言以降から、日本維新の会は逆風にさらされ、大変、厳しい日々となりました。奈良県選挙区の候補者も立候補を断念され、ますます厳しい状況になりました。
本来、どんな逆風が吹こうとも、それらをはねつける自分自身の力が必要であることは言うまでもありません。私は、その信念にもとづき、日々、邁進してまいりました。
しかしながら、残念なことに、厳しい空気は、私の後援会や支援者にまで広がって参りました。参議院議員全国比例区選挙は、多くの候補者の中から名前を書いてもらわなければならないという、わかりにくい選挙であったことも原因であったと思います。
一昨日、こうした状況から発生した様々な事態から、後援会長を始め、支援者から出馬断念を促されました。私としては、無念極まりないものがあり、なんとしても最後まで戦いきりたかったわけでありますが、これ以上、内部が混乱することは、避けなければなりません。苦渋の決断を致しました。
すべての責任は私にございます。これまで、私を応援して頂いてきた皆様には大変、申し訳なく思っております。本当に申し訳ありませんでした。また、日本維新の会にも、ご迷惑をおかけすることを深く、謝罪させて頂きます。
現在、まだ、頭が整理できておらず、今後、どのような形で、自分が社会に貢献できるかわかりませんが、どのような形になろうとも、世の中の不条理に対して立ち向かっていく強い信念は、今も変わっていません。大変、勝手なお願いではございますが、どうか引き続き、ご支援、ご鞭撻下さいますようお願い申し上げます。
平成25年7月2日
吉田ひろみ