無病息災 厄除けの願いを託された牛黄牛黄は、

かなり古くから効き目のあらたかな薬として珍重されてきました。

 
 最も古い記述が見られるのは5世紀以前に編まれた
 "漢方のルーツ"ともいえる薬物書『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』。
 365種類もの薬物を収載したこの書の中で牛黄は「上薬」に分類され、「命を養う薬」として、
 毒がなく、 量を多くのんだり長期にわたって服用しても害がない薬とされています。
 牛黄がいかに人々にありがたがられているかを示すエピソードのひとつに護符の話があります。
  護符とは「牛黄宝印(ごおうほういん)」とか   「牛玉(ごおう)」とか書かれたお札。
  無病息災、厄除けのお守りですが、
 この護符の文字は牛黄を入れた墨によって墨痕鮮やかに記されています。
 東大寺2月堂のお水取りの行法が有名です。
  墨に溶け込んでいるだけでも人間を災厄から守ると信じられている牛黄。
 天平の昔から現在にいたるまで、難病、急病の際に
  護符の牛玉宝印が服用され、数多くの奇跡が伝えられています。
  昔も今も最高の効き目を持つ生薬として重用されています。
   
   
ゴオウ(牛黄)の薬効としては
  『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』に
  「驚癇寒熱(きょうかんかんねつ)、熱盛狂痙(ねつせいきょうけい)」という記述があります。
   現代の言葉に直すと、驚いて卒倒した者や高熱で痙攣を起こした者、
   精神の変調をきたした者に効くという意味です。

   また、時代が下って漢の時代の漢方書『名医別録(めいいべつろく)』には、
    「小児の百病、諸癇熱で口の開かぬ者、
     大人の狂癲(きょうてん)を療ず。」とあり、
    つづけて「久しく服すれば身を軽くし、天年を増し、人をして忘れざらしめる。」と記されています。

 これは牛黄が「子どものあらゆる病気、口も開けないほどの高熱、
 大人の精神錯乱など幅広い症状」に用いることのできる お薬で、
 しかも長期に渡って服用すると「寿命を延ばし、物忘れしなくなる」
 働きも期待できることを示しているものです。

 市販されている五黄製剤を含有量の高いものからご紹介.
 いろいろある牛黄含有製剤・牛黄の含有量比較
 (1丸、1錠、1カプセルあたり)
 長城清心丸       300ミリグラム
 日水清心丸       248ミリグラム(販売休止)
 JPS牛黄元    100mg
 東方牛黄清心元 30mg
  救心                 0.mg
戸の黄門様が漫遊の時に、持ち歩いた印籠の中身は実はこの牛黄だっ
 ・牛黄が配合された商品のご紹介

  長城清心丸・・・ 牛黄300mg/1丸 配合

  東方牛黄清心元 30mg/1丸
  JPS牛黄元・・・・牛黄100mg/1カプセル 配合

   若甦インペリアルカプセル・・・牛黄5mg/1日量(4カプセル)配合
   れいめいしん・・・牛黄18mg/1日量(6錠)配合