ザワザワ

またYoshiくんじゃないの?
ヒソヒソ
あぁ、またあの子かぁ
ザワザワ
ガサツで乱暴で困ったもんねー
ヒソヒソ
聞き飽きた
大人は悪いことは何でも
僕のせいにする
小1の時学校の隣の畑から苺を取って
逃げた生徒がいたという
1番に疑われたのは僕だった
担任に無理矢理その畑に連れて行かれ
おじさんに謝まれと言われた
ムスッとしながら謝る僕におじさんは
「お前もか!」
と怒鳴りちらした
次におじさんは
「もう1人の女の子は誰だ!」
と僕に問い詰めた
僕は何も言わなかった
もちろん犯人では無い僕に共犯者など
いるはずも無い
おじさんは赤いランドセルの女の子が
苺をとって逃げたのを見たらしく
僕をその共犯者だと思ったらしい
後にその日僕と一緒に帰っていた友達が
「Yoshiくんはそんなことしてません」
と証言した事と
真犯人を目撃していた子がいたことで
僕の疑いは晴れたが
担任から謝罪の言葉は無く
一緒に帰っていたと証言した友達に感謝しろ
と頭を下げさせられた
夏のある日
プールに入る準備をしていると
担任が走って来た
「またあなたでしょ!」
中庭の池の周りに並べられていた
朝顔の鉢が全て池に落とされていたと言う
みんながプールではしゃいでいる時に
僕は1人で中庭の緑に濁った池に潜り
朝顔の鉢を全て拾いあげた
後日、用務員さんの証言により、
早朝の見回りの時点で
鉢は見当たらなかった
前夜に中学生が校門を乗り越えて
校内に入り込んでいたらしく
その中学生が犯人と思われる
在校生は中学生とのトラブルが
無いように注意して欲しいと
校長先生が朝礼で言った
僕は弁解する事が面倒になっていった
自分じゃ無いと言ったところで
どうせ信じてはもらえない
なら謝ってしまった方が楽だ。
小2の時に担任が産休で居なくなるまで
何度となくよくわからないことで叱られ
頭を下げさせられた
その後は担任にも恵まれ
問題を起こしたり
素行が悪いと度々叱られたりしながらも
それなりに楽しい小学校生活を
送ることが出来た
中学に上がって実力テストがあり
成績の順位が発表されると
僕が意外にも成績上位であることに
周りは驚いた
中学では多少素行が悪くても
成績が良ければ
あれこれ言われることは少なかった
しかし
中3に上がった時に
あたった担任が最悪だった
190センチはある長身の
てっぺんハゲのその教師は
相手が女子でも手加減がなく
1年の時にビンタされた女子が吹っ飛んで
壁に頭ぶつけたという話もあった
この担任は
初めての三者面談で
僕と母を前にして
「お前みたいな素行が悪いくせに
成績だけ取るようなズルい奴は
俺は嫌いだ」
と吐いた
この日からまた僕の疑われる日々が
始まることになる
ある日の放課後、
当時の彼女が数人のクラスメイトと
教室でトランプをしていた
学校にトランプを持ってくるのは
校則違反であるが
彼女に誘われた僕は
構わず参加しようとした
その時、教室のドアが開き
担任が入って来た
当然トランプは没収され
1列に立たされた僕たちに担任は問う
「誰が持って来た?」
僕を含め男子4人に女子2人
誰も名乗り出ない
"どうせ俺だと思ってるんだろ?"
僕の中の闇が疼く
「もう一回聞くぞ?これは誰のトランプ…」
「俺のだよ!
聞かなくてもわかってんだろ?」
「やっぱりお前か!」
その後どのくらいの間だったかは
よくわからないが
僕はみんなの前でビンタされ
腹を殴られて
しゃがみ込んだところを
何度も蹴り倒された
「お前の態度はいつも生意気なんだよ!
大人をナメやがって!」
「それが本音か、ナメられてるの
自覚してたんだな!」
たまたま通りかかった他の先生が
止めに来るまでの数分間
僕は倒れては起き上がり文句を言うを
繰り返し
他の5人は声を発することもできず
ただこの光景から目を背けるようにして
立っていた
これは僕の闇が膨らんだ結果であり
この闇は今も僕の中のどこかに
確かに存在するわけで
消えて無くなった訳ではありません
また何かの拍子に大きくなって
僕を飲み込むかも知れない
ん?結局トランプが誰のだったか?
あのトランプは僕が教室に行く少し前に
帰ったガリ勉女子が持って来たらしく
つい出来心で
みんなをトランプに誘ったんだってさ
塾があったので
皆んなが楽しんでいるのを止めるのも…
と思って置いて帰ったらしい
その子は "自分のトランプだ" と
名乗り出た僕に
とても感謝していると言い
頭を下げた
僕の闇が
誰かの光になった瞬間だ
だから僕は闇を消そうとは考えず
闇を光に包んで閉まっておこう
そう思うのです
ということで今日は
昨日のブログを読んでくれた方から
メッセージを頂きまして

結構長文なので全文は紹介できませんが
要点だけを言うと
「私は自分の闇が怖い」
「Yoshiさんは自分の闇を消したいと
思わないのか?」
「闇を小さくするには?」
って感じですかね
僕の答えは
自分の闇が誰かの光に
なることもある
今はまだ出会って居ないとしても
あなたを必要とする誰かが必ず居て
その人があなたの闇を包む
光になってくれます
表面的な光を探すのでは無く
心地良い温度を探してみて下さい
もしかすると
すでにあなたのそばに居るかも
知れませんよ
では今日も…
今日はオチ無いんかーい!
( ̄Д ̄)ノオィッ
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語ってんなよ
笑いをくれよ
ってことで、今日はオチが無いのがオチというなかなか高度な技を使ってみましたが

そのままの自分を愛し自分を大事に
今日も笑顔で元気に頑張りましょうね
