谷根千シリーズは一応完結したのですが、番外編ということでその後のお話しを。
谷中、根津、千駄木を散々歩き回った、その日の最終目的地はこちらでした。
私が尊敬する(会ったことはありませんが・・・)太田和彦
さんをして、居酒屋の神髄と呼ばせしめるお店です。
元々は酒問屋から始まったとのことですが、そちらの開業がなんと安政3(1856)年。
以前の建物が「江戸東京たてもの園」に保存されているくらいですから、それだけの歴史を積み重ねてきたお店です。
さて、一人で飲みに行くのは平気なのですが、さすがにこの店構えには一瞬ひるみます。
自分なんかが入っていいのだろうか・・・
それでも勇気を出して引き戸を開けてみると、土曜日とあってか比較的すいています。
お客さんもいつも来ている常連さんではなく、観光客といった感じのグループが多いようです。
若干安心しながら席について、まずは飲み物を頼みました。
こちら、飲み物はビールか日本酒のみです。
日本酒も甘口(櫻正宗)か辛口(大関)という選択肢しかありません。実に潔いです。
お通しの煮豆をつまみつつ、瓶ビールを飲みながらメニューを眺めます。
つまみは冷奴、煮奴、たたみいわし、かまぼこ等、昔の飲み屋のつまみと言ったものが並んでいます。
とりあえず気になった「うなぎくりから焼き」を。
こちらはうなぎの串焼きですが、蒲焼きとはまた違った味わい。
うん、うまい。
ビールから燗酒に変えて、追加でにこごりを頼みます。
手酌で飲みつつ、あとはひたすらボーとして過ごす。
実に気持ちよく、ゆっくりと時間が流れていく感じでした。
結局1時間ほど滞在して、席を立ちました。
なんとも良い雰囲気で居心地のいい店ですが、自分にはまだ早いお店なのかなとも感じました。
この店が似合う大人になるには、まだまだ修行が必要だぞと(笑)
そんなことを考えながら家路についたのでした・・・
一応最後に注意点を。
こちらのお店それほど安いというわけではありません。
私が頼んだのが、ビール1本と日本酒1本につまみが2品でしたが、会計が2,500円でした。
隣に座っていた方は2人で1万円弱ほど払っていました。
それから、女性だけでは入店できないとのことです。(男性の同行があれば大丈夫です。)
女性で行ってみようと思っていただいた方はご注意を。









